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2022/03/02 20:44
中山記念 回顧
結果は3連複的中。
固く決まってしまいましたが、実は今年の中山記念は例年とは全く違うレースになりました。
特にカラテはデータでは異例の好走…
詳しくは振り返ってみましょう。
☆人気別成績
・5番人気以内 10-7-5-28 複勝率44%
→1.2.3着
このレースは人気馬が強いですね。
7着までに5番人気以内が5頭入りました。
☆前走人気
・前走5番人気以内 10-8-7-39 複勝率39%
→2.3着
1着のパンサラッサは前走有馬記念で8番人気。
そこまで悪くなかったです。
☆前走クラス
・前走重賞以外 0-1-0-19 複勝率5%
→3着
これはアドマイヤハダルが該当していた消去データですが、前走ジャックドールの2着。
時計やラップ面も優秀でしたので、ここで通用する可能性がありました。
☆間隔
・4週以内 0-2-0-23 複勝率8%
→3着
ここもアドマイヤハダルの消去データ。
ここは後述しますが、プラス体重で出てきたので、消耗が無かったのでしょう。
☆脚質
例年と大きく違ったのはここです。
・先行 9-6-4-17 複勝率52.8%
→馬券外
圧倒的な成績だった先行馬が飛びました。
今年は先行馬が揃っていたこともありますが、逃げ馬がすべてでしょう
・逃げ 0-1-3-6 複勝率40%
→1着
逃げ馬は過去10年勝てていませんでしたが、パンサラッサが2馬身半差で圧勝しました。
※異次元のラップ
前半の5ハロンが過去10年最速。
最後の2ハロンが過去10年最遅。
特に最後は重馬場だった2012年よりも遅いです。
こんなラップにまともに付き合った先行馬が沈んだのも納得でしょう。
☆前走脚質
・前走4角10番手以下 0-0-1-26 複勝率3.7%
→2着
これはカラテの消去データです。
今回も4角10番手以下になりましたが、上記の通りに今年は先行馬が潰れたので…
☆上がり
・上がり6位以下 0-3-6-53 複勝率14.5%
→1着
パンサラッサは上がり8位ですが、これだけ大逃げされると捕まりません。
☆馬齢
・7歳〜 0-1-3-29 複勝率12.1%
→馬券外
ソッサスプレイ13着、ゴーフォザサミット15着…
ただし、去年も7歳で3着だったウインイクシードは今年も健闘しました。
☆税別
・牝馬 1-3-1-6 複勝率45.5%
→馬券外
過去に馬券になったのはG1馬だけでした。
今年は該当馬いませんでしたね。
☆所属
・関西馬 1-6-3-36 複勝率21.7%
→1着、3着
データが悪い関西馬が好走しましたが…
※関西馬について
・同体重以上 1-5-3-25 複勝率26.4%
→1着、3着
パンサラッサもアドマイヤハダルも当日プラス体重だったので状態は良かったですね。
・今回減 0-1-0-11 複勝率8.3%
→馬券外
逆にダノンザキッドはマイナス体重で馬券外。
鞍上の川田騎手は「中山に嫌な記憶が残っているのか、まったく走る気を見せてくれませんでした。」とコメントしています。
この輸送減りは…馬も輸送の段階で中山に行くのを察したのかもしれませんね。
☆前走距離
・2200m以上 3-2-1-34 複勝率15%
→1着
パンサラッサは前走がさすがに長かったので。
☆実績
JRA重賞勝ちの有無
・なし 0-1-1-30 複勝率6.3%
→1着
ここはデータの見方です。
アドマイヤハダルは皐月賞4着の実績がありましたし、その内容も良かったです。
まとめると…
例年のデータとは違った部分も多かったです。
何故そうなったのか。
一つは出走馬のレベルです。
今年はG1馬は一頭だけ。
そのダノンザキッドが好走データ最多該当馬になりましたが、他の出走馬はすべてマイナスデータが2つ以上ありました。
どの馬が来ても不思議では無かったです。
もう一つは展開面。
まず出走頭数16頭は、過去10年で最多です。
加えて先行馬が多数、大逃げのパンサラッサ…
先行馬が潰れる可能性がありました。
このレースはカラテを買えたかどうかでしょう。
この馬は過去2走どちらも4角10番手以下。今回も後方からが濃厚でした。
※土日の中山競馬場(芝レース)
・4角6番手以内 馬券内27頭中23頭
例年通りの前有利でした。
カラテは4角9番手から馬券になりましたが、土日に馬券になった27頭の中で…最も後方です。
ここまで前が潰れるとは…難しいレースでした。