桜花賞　回顧

結果は3連複的中。
1.2番人気が飛んで配当も付きましたね。
実は過去データでは差が無かったトラックバイアスの部分で大きな差が出ました。
詳しく見てみましょう。



☆人気別成績
・3番人気以内　7-7-4-12　複勝率60%
→2着
1.2番人気こそ飛びましたが、ウォーターナビレラが好走。
データ通りで良いでしょう。




☆前走人気
・5番人気以内　10-10-9-101　複勝率22.3%
→1.2.3着
ここもデータ通りです。




☆ 前走着順
・4着以下　1-2-3-54　複勝率10%
→2着
ウォーターナビレラは前走5着。
ここはマイナスデータでしたが、前走4着以下から巻き返した6頭すべて前走チューリップ賞だったのでクリアしていました。




☆前走コース
・阪神芝1600m　7-9-6-33　複勝率40%
→2着
毎年1頭は馬券になりますね。
ただし、1着と3着は前走違うコースでした。




☆枠順
過去のデータでは差が無かったですが、今年は内枠有利になりました。

※土日の枠傾向
・内枠　5-9-6-36　複勝率35.7%
・外枠　5-1-4-60　複勝率14.2%
外枠も10頭絡んでいるのですが、なんと8頭が馬番9番以内です。
つまり、馬番10番より外側は相当厳しい馬場だったことが分かると思います。
これで4着まで来たサークルオブライフは強かったですね。




☆脚質
こちらも過去のデータでは差が無かったですが、前有利になりました。

※土日の脚質傾向
・4角6番手以内　30頭
・4角7番手以下　6頭　
8割が前で決まっています。
ただし、強い馬は後ろから来ています。
スターズオンアースは、9番手から1着。
プログノーシスは、10番手から1着。
サークルオブライフは、15番手から4着です。
この3頭が先週は強かったと思います。




☆上がり
・6位以下　0-3-2-115　複勝率4.2%
→2.3着
ウォーターナビレラは上がり10位。
ナムラクレアは上がり9位。
ここまで上がりが遅い馬が2頭残るのは初です。
前が止まらない馬場でした。




☆所属
・関東馬　3-1-5-55　複勝率14.1%
→1着
スターズオンアースのマイナスデータです。
すごいのはこれだけではありません。

※関東馬の前走
・前走東開催　0-0-1-36　複勝率2.7%
→1着
スターズオンアースは前走東京。そもそも関西への輸送も初めてでした。
レースでも他馬と接触しながらも伸びて1着ですし、精神的に強い馬なのかもしれません。




☆騎手
・関東騎手　1-3-1-46　複勝率9.8%
→馬券外
ナミュールのマイナスデータです。
4番人気以内だと1-3-0-5でしたが…
鞍上も下手に乗ったとは思いません。
上述しましたが、外枠＆4角12番手から馬券になること自体が厳しかったですね。




☆前走馬体重
・前走460キロ未満　0-6-6-91　複勝率11.6%
→馬券外
ナミュールのマイナスデータです。
当日馬体重426キロは過去最低でした。
タイムを見てもチューリップ賞と同じなので実力は出したように見えますが、桜花賞のが時計は出る馬場です。
状態面が悪かったかもしれませんね…



☆生産者
・社台系生産馬　7-9-8-64　複勝率27.2%
→1着
しかし、勝ったのは社台ファームです。
2.3.4着もノーザンファームではありません。
今年の3歳牝馬でこれと言ったノーザンファームの有力馬はいないですね。




☆キャリア
・5戦以上　2-1-3-90　複勝率6.2%
→1.2.3着
これはノーザンファーム生産馬では無いこと。
2.3着馬はクラブ馬では無いからでしょう。
直行ローテや使い分けはしないですからね。




☆間隔
・4週以内　1-0-2-84　複勝率3.4%
→3着
ナムラクレアのマイナスデータ。
過去に馬券になったのはフィリーズレビュー連対馬だけでした。
・前走フィリーズ　1-0-2-49　複勝率5.8%
それでも本来は厳しいです。
1枠1番で内枠有利の馬場で3着でした。
最後失速したので、短距離のが良いでしょう。




まとめると…
枠順、脚質など過去データでは差が無かった部分が今年は違いました。
それが様々な部分で影響しているのが分かると思います。
また、データから2頭オークスで好走しそうな馬が見えて来ました。
スターズオンアースとサークルオブライフです。
特に後者はこの馬場で大外回して伸びて来たので、オークスの直線勝負は良さそうです。
逆に先行して残った2.3着馬は内枠で前有利の恩恵があったので、本質的にはマイラー寄りかなぁと思います。

今週は皐月賞やります！
こちらも混戦模様ですが…