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2022/06/02 18:47
東京優駿(日本ダービー) 回顧
結果は3連複、馬連外れ。
ダノンベルーガを軸にしたので仕方ないですね。
回顧は毎回遅れがちで申し訳ないです。
実は1.2着馬は皐月賞の回顧で高評価していた馬達でした。
そう考えると、ここから菊花賞の好走馬も見つかるかもしれません…
4着までレコードになった今年のダービーですが、実は過去に無いくらい厳しいレースでした。
☆人気別成績
・5番人気以内 9-10-4-27 複勝率46%
→1.2着
連対馬20頭中19頭を占めていました。
今年も1.2着馬だけでなく、5着まで4頭です。
☆前走人気
・前走5番人気以内 10-9-7-71 複勝率26.8%
→1.2着
連対馬20頭中19頭を占めていました。
ここもデータ通りです。
☆前走着順
・前走2着以内 6-7-6-61 複勝率23.7%
→2着
イクイノックスは皐月賞2着。
ドウデュースは前走3着以下でしたが、皐月賞5番人気以内だったのでデータ通りです。
※アスクビクターモアは皐月賞6番人気でしたが、皐月賞5番人気だったジオグリフとはオッズ差がありませんでした。
☆枠順
・馬番15番以降 1-0-1-37 複勝率5.1%
→2着
イクイノックスは大外枠から2着。
ただし、今年は外枠が7着まで5頭を占める展開になりました。
実は今年は外枠でポジションが取れなかった馬達に展開が向きました。
☆前走枠順
・外枠 1-2-4-85 複勝率7.6%
→1.2着
前走外枠から馬券になっていた7頭は、中団以下で競馬した馬でした。
つまり、揉まれない位置にいた馬達ですが、今年の1.2着馬がまさにそれでした。
☆脚質
・4角13番手以下 1-0-1-43 複勝率4.4%
→1.2着
なんと4角13番手以下が1.2着です。
今年は前にいた馬がキツいペースになったのが要因でしょう。
前走58.9〜後半59秒での平均ペースに見えますが、細かく見ると違います。
1200m付近に12.3秒がありますが、それを除くとすべて12秒以下のラップです。
ここまで中緩みが無いラップは過去10年見ても存在しません。
つまり、ダービー史上でも屈指の消耗戦になったと言えます。
この異次元のラップが後方待機していた2頭が突き抜ける要因になりました。
☆上がり
・6位以下 4-3-4-112 複勝率8.2%
→3着
上記のように今年は前が厳しかったのですが…
アスクビクターモアは強かったです。
2019年のようにもう少し中緩みがあれば、ロジャーバローズしていたかもしれません。
☆キャリア
・6戦以内 9-9-9-95 複勝率22.1%
→1.2.3着
ビーアストニッシドとアスクワイルドモアは使い詰めが響きましたね。
☆騎手
・関西騎手 9-4-4-78 複勝率17.9%
→1.2着
やっぱり勝つのは関西騎手でした。
☆所属
・関西馬 8-5-5-96 複勝率15.8%
→1着
こちらも勝ったのは関西馬。
・関東馬 2-5-5-52 複勝率18.8%
過去に連対していた関東馬5頭すべて5番人気以内だったので、イクイノックスはデータ通り。
☆前走騎手
・同騎手 9-9-8-90 複勝率22.4%
→1.2.3着
ここもデータ通りでした。
☆血統
・馬券内30頭中27頭 父か母父サンデー系
→1.2.3着
ジオグリフのマイナスデータでした。
7着までがディープ&ハーツクライ産駒…
高速馬場は合わなかったですね。
まとめると…
概ねデータ通りですが、ここまで後ろの馬に展開が向いたのは初めてです。
3着以下には0.3秒差も付けています。
その3着アスクビクターモアが直線でも先頭で後続を引っ張りました。
結果的には4着までがレコードの異次元のレースになりましたね…
1.2着馬は展開が向いたのは間違いないでしょう。
それでも上がり33秒台は凄まじいですが。
ジオグリフやマテンロウレオが骨折してしまったのも、この厳しいレース内容が影響したのかもしれません。
今年の4着まではかなり強い馬だと思いますが、特にアスクビクターモアが菊花賞では期待できると思います。
相当な持久力を見せましたが、皐月賞でもしぶとい競馬をしていましたからね。
5着のプラダリアも良いでしょう。先行馬で残ったのはこの2頭だけでした。
もちろん今週は安田記念をやります。
難解なレースですが、データはどこまで通用するのか…