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2022/06/09 21:21
安田記念 回顧
結果は3連複的中。
好走データ最多該当馬2頭が1.2着と結果を出してくれました。
ただし、3着にサリオスが来たのは意外でしたね。
この馬が高配当を生みました。
実はサリオスは過去に前走大敗して巻き返した馬達との共通点がありました。
☆人気別成績
・9番人気以内 10-8-6-66 複勝率26.6%
→1.2.3着
ここはデータ通りです。
☆ 前走人気
・前走4番人気以内 9-6-7-58 複勝率27.5%
→1.2.3着
ここもデータ通りです。
☆前走着順
・前走4着以下 4-4-3-59 複勝率15.7%
→3着
サリオスは前走15着と大敗していました。
これで見限った人も多かったですね。
※過去の大敗馬との共通点
・前走6着以下 2-2-1-38 複勝率11.6%
この5頭を見てみると…
・2011年2着 グランプリボス 初出走
・2013年2着 グランプリボス 前年度10着
・2015年3着 クラレント 前年度10着
・2017年2着 サトノアラジン 前年度4着
・2020年1着 ダノンキングリー 前年度7着
初出走だったグランプリボスの1回目は例外として、4頭は前年の安田記念にも出走してました。
※その4頭を見てみると…
・4頭中4頭 前年よりも後ろで競馬
・4頭中3頭 前年よりも外枠
つまり、前で競馬をして負けた馬が、翌年は控えて好走しています。
さらに3頭は前年よりも外枠なのでスムーズに競馬が出来ています。
これは分析中は気づかなかったです。
☆枠順
・奇数馬番 3-4-3-71 複勝率12.3%
→1.2.3着
先入れの馬が馬券内を独占。
ただし、これもデータ通りです。
※奇数馬番の内訳
・逃げ・先行 0-0-0-20 複勝率0%
・中団・後方 3-4-3-51 複勝率16.3%
過去に馬券になったのは、すべて後ろで競馬をした馬でした。
このデータからもサリオスは今年は先行しなかったのが良かったですね。
☆上がり
・5位以内 9-6-8-35 複勝率39.6%
→1.2着
3着サリオスも上がり6位です。
特に今年はスローから瞬発戦になったので、上がりが必要でした。
☆前走上がり
・3位以内 7-5-5-41 複勝率29.3%
→1着
勝ち馬のソングラインは前走前残りを速い上がりで5着していました。
これはヴィクトリアマイル上がり3位以内では最高着順だったので、巻き返しはあり得ました。
☆性別
・牝馬 1-4-1-11 複勝率35.3%
→1着
過去に好走した牝馬3頭は、すべて翌年も馬券内に好走しているリピーターでした。
ソングラインは来年も好走する可能性が高いです。
☆リピーター
・過去10年 馬券内30頭中16頭
→2着
今年の該当馬はシュネルマイスターだけでしたが、2着に好走。
※残り14頭を見ると…
8頭が前年度以前にも安田記念に出走(馬券外)していました。
今年の該当馬はサリオス、ヴァンドギャルド、カラテ、カテドラルの4頭でしたが、去年最も着順が良かったのがサリオスでした。
☆馬齢
・7歳 0-1-1-15 複勝率11.8%
→馬券外
ダイアトニックはさすがに衰えたかなぁ。
☆東京重賞勝ち実績
・過去5年 馬券内15頭中14頭
→1.2.3着
このレースは東京適正が大事です。
☆持ち時計
・6年連続で出走馬の持ち時計上位3頭から、必ず1頭以上が馬券内。
→1.2着
これは下を見て下さい。
※今年の持ち時計3位以内
・2位 ソングライン、シュネルマイスター
※東京マイル持ち時計3位以内
・1位 シュネルマイスター
・2位 ソングライン
ソングラインとシュネルマイスターの2頭だけ両方のデータに該当していました。
ちなみに今年持ち時計1位のファインルージュも5着だったので、このレースは持ち時計大事です。
まとめると…
ソングラインとシュネルマイスターはデータ通り。好走データ最多該当馬ですからね。
どちらも来年はリピーターなので期待できると思いますが、3年連続で馬券になった馬はいないので、シュネルマイスターは来年は…
一方でサリオスはデータは厳しかったですが、過去の競走馬との共通点がありました。
・前年の出走馬
・前年は前で競馬→今年は後ろで競馬
・前年よりも外枠を引けたこと
また、その前年度の馬券外の中で最高着順だったこともポイントでした。
そう考えると、来年面白そうなのは2頭。
5着ファインルージュと6着ダノンザキッドは今年は先行してこの着順です。
しかも、どちらも内枠でした。
来年はもう少し外枠を引いて、さらに控かえて末脚を活かす競馬をすれば期待できそうです。