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2020/05/29 18:01

一騎当千(その4)

   いざというときはやってみる方法だね。
   現実には助からないと思うけど・・
セ 「助からないのならいやだわ〜〜 
   それで劉備さん死んじゃったの?」
ベ 「バカね!死ぬわけないじゃないの!
   それで、何とか難を逃れた劉備はね 山の中にある一軒家に到着するの
   そこで 水鏡先生(司馬徽)に会うのよ。」
セ 「何?その人」
ベ 「水鏡先生って、日本でいえば幕末の吉田松陰みたいな人。全国各地から
   優秀な若者を集めて学問を教えている人なの。
   で、水鏡先生は劉備のことをよく知っていて、劉備に言うのよね
   『あなたは人望がおありなのにいまだに国をお持ちでない
    それは貴方の幕下に優秀な人材がいないからです』とね。
セ 「ええ〜〜!! そんなことないよね 関羽とか一騎当千が3人もいるのに・・」
べ 「そうよ! だから 劉備は
   『私の幕下には 関羽などの優秀な武将がいます。いくら先生でも
    それは言い過ぎではありませんか・・」とね。
セ 「そうだわ〜 ひどいよね 趙雲もいるのに・・あんまりだわ〜〜!!」
べ 「まあまあ 今あんたが本気で怒ったり悲しんだりしたところで、水鏡先生には聞こえないわ」
セ 「もう昔のお話だもんね・・でもあたしは趙雲が一番好きなの!」
ベ 「わかったわよ、わかったわ・・・・ 
   で 水鏡先生が言うのよね。
   『確かに関羽や張飛や趙雲は大陸の隅々までその名が知れ渡った剛の者
    しかし私が言う優秀な人材というのは 一人で 幾十万の兵に匹敵する
    人物です』」って!
セ 「ええ〜〜っ !! 千人でもすごいのに 幾十万?!!ライオンでも数万だったよね! 
   それはきっと 高い確率で・・・ 魔王だわ!!」
べ 「だよね〜〜 魔王ならあたしたちの出番だよね〜って・・・
   何を言わすのよ! その人物を 化け物あつかいしちゃだめよ。」
セ 「いくらそんなこと言ったってさ、そんな魔王が実際にいるの?」
ベ 「だから〜〜 化け物じゃないって言ってるのに・・
   水鏡先生はね 『伏龍か? 鳳雛か? この大陸のしかも
   この荊州に2人はいる!』って言ったので 劉備が大変驚くのよね。」
セ 「魔物じゃなくて 人間なのね!  よかった^^ 人間だったら 
   名前もあるんでしょ」
ベ 「うん勿論! 伏龍と呼ばれてるのが「諸葛孔明」鳳雛って呼ばれてるのが
  「龐統」よ。 」
セ 「なあ〜〜んだ  孔明さんじゃあないの。知ってるよその人。
   魔王じゃあないよその人。 人間よ!! 怪物なだけよ!」
べ 「だから〜 最初から人間って言ってるでしょ! つーーか、
   化け物と怪物はどう違うのよ!」
セ 「孔明さんって身長も高くって イケメンだという話だわ〜
   頭がすっごくいいんだって!・・義理堅くて清廉潔癖な人なのよね〜
   ごめんなさ〜い 化け物だなんて言って・・」
ベ 「大丈夫!孔明さんあなたには怒らないわよ きっと・・・」
セ 「で、劉備さんは孔明さんにお会いになるの?」
ベ 「もちろんよ!劉備はそんな孔明に会いたくて会いたくて・・・」
セ 「劉備さんのおうちに呼びよせたの??」
ベ 「そんなことしないのよ。 昔からね 偉人につかえてもらう時は
   君主が自らその偉人に会いに行ったのよ。それが中国流のやり方なの。」
セ 「そうなの。 案外謙虚なのね 今の中国とは大違いよね!!」
ベ 「そうよ。今の中国は自分が悪くても絶対に謝らない。文句を言う人はすぐ
   死刑だもんね。」
セ 「そうよ!お金で後進国を縛って植民地政策をやってるの。この時代に奴隷の国を
   たくさん作って国連で自国の意見を通そうとたくらんでるの!」
べ 「そうだよね。アフリカの国は中国の言いなりになってきてるよね。
   日本も中国の悪いところをもっと報道しないといけないわ!」」
セ 「お姉さま 話元に戻しましょう。 劉備さんが孔明さんのお家へ行くのでしょ?」
べ 「そうなのよ!孔明は 何と 劉備が住んでいる新野にいたのよ!
   と、言っても広い中国の事だから 馬で何時間もかかるんだけどね・・」
セ 「へ〜〜 孔明さん、近くに住んでいたのね。 で、孔明さんとお会いしてどうだったの?男前だったの??」
   (続く)

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