広島原爆の日

個人的に新聞は、毎日新聞が好きです。
人の気持ちがストレートに書かれているから。
とくに"女の気持ち"っていう、欄が好きでお年寄りのおばあちゃんの気持ちが書かれています。

今日は仕事が休みなので、母親の病院がてら、駐車場で待機してる中、新聞を読んでいました。

75年前の昨日、広島に原爆が落ちました。

新聞を読んでいて、当時の様子、被爆者の生の声を聞いて、とんでもない事が起きてたんだなと思いました。

ある人の話では
当時、7歳で、爆心地から20キロ離れた場所にいて、学校の朝礼中、雷のような閃光が走り、何かが爆破されたような音が響いた。すぐ下校となり、暗くなった空からは焼け焦げた銀行の伝票や黒ずんだ雨が落ちてきた。肌着は黒く染まり、手で洗った。その直後から下痢や発熱などの症状が表れた。

ある人の話では
当時、4歳で、爆心地から1.2キロの場所にいて、二つ下の弟とお菓子をもらいに近所の家を訪ねた時だった。窓の外が「ピカッ」と光ったと思うと、屋根が崩れて下敷きになった。二人とも助けて出されたものの、顔にはガラス片が突き刺さっていた。

ある人の話では
当時、18歳で、爆心地から1.8キロの場所にいて、市電に乗っていたらピカッと光り、爆風で車内の床にたたきつけられた。車外へ出ると家々が軒並みつぶれ、街が不気味なほど静まり返っていた。自身は電車内にいて飛んできたガラス片で負傷する程度だったが、辺りには生死不明の人々がうずくまっていた。その人達の[水をちょうだい]というか細い声がいまだに耳に残っている。


考えただけで、地獄絵図が浮かび上がってきます。
原爆はとても恐ろしく、核は、無くさなければいけないと思わせてくれた内容の新聞でした。