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2020/10/02 06:50
孫子の兵法 第五章 勢篇 軍の勢いで勝つ
6 人材は勢いのある中に生まれる。
戦い上手な者は、勝利を勢いに求めて、兵士の個人の力に求めない。そうすることで人を適切に配置し勢いに従わせることができる。人を勢いに従わせる者が部下を戦わせるのは、まるで木や石を転がらすようなものである。木や石の性質は、安定しているところに置けば静止するが、不安定なところ(傾斜しているような場所)に置けば、動き出す。角ばっていれば止まったままだか、丸ければ転がる。だから、戦い上手な者が部下を戦わせる勢いは、丸い石を高い山から転がすようなものである。これが(勢い)なのである。
力のないリーダーの口癖は[人材がいない]である。また、成功できない人の悪いクセは結果を他人のせいにしてしまうことである。しかし、いつも勝利を手にするリーダーは個人の力だけに頼らず、したがって部下の責任を問うことはなく、まず組織の勢いをつくってしまう。そこに人を投入すれば、勢いのなかで人も活きるし、人も育っていく。もちろん戦いに負けることはないのである。
かなり説得力がある文面だったので、マルパクリしてしまいました。
これを競馬に例えると
調教師がこのレースには誰を乗せるかって事なのかなと。ジョッキーにも色んな個性を持った人がいます。馬のリズムよく走らせ、呼吸を大事にし折り合いが上手な騎手。馬を直線、追う力が凄く、バテている馬を豪腕で生きかえらせることが出来る騎手。
ペース判断がよく、自分から動いて勝ちをもぎ取るように仕掛ける騎手。その他もろもろ。
どのレースにどの騎手を乗せるのか。なぜここでこの騎手を乗せるのか。調教師の心理やジョッキー達のレースでの駆け引き、それを予想するのも、競馬の醍醐味である推理する楽しさかなと。