7つの習慣　人格主義の回復　インサイドアウト　12

しかし、個性をもてはやす数々の「成功に関する文献」では、人を操るテクニック、ひどいときには明らかに騙しのテクニックさえ紹介されていた。相手が、自分を好きになるように仕向けたり、自分が欲しいものを得るために、相手の趣味に興味があるかのようなふりをしたり、はたまた高圧的な態度で怖がらせ、人を利用するテクニックである。　もちろん、個性主義の文献も人格を成功の要因と認めてはいるが、切っても切り離せない必須要因とみなしてはおらず、添え物的に扱っている文献がほとんどである。人格主義に触れるくだりがあったてしても、通り一遍である。これらの文献が強調しているのはあくまで、即効性のある影響力のテクニック、力を発揮する戦略、コミュニケーションスキル、ポジティブな姿勢なのである。　私は自分自身の個人主義に気づき始めた。私たち夫婦も無意識のうちに、息子にこの解決策を押しつけてたのだ。　個人主義　と　人格主義　の違いがわかってはじめて、私も妻も、こどもの行いや成績で親としての社会的評判を得ようとしていたことを思い知らせたのである。そうしたレンズを通して見るなら、息子はどうしても「不合格」になってしまう。自分たちの目に映る息子の 姿　よりも、世間の目に映る自分たちの　姿　のほうが気になり、良い親と見られたいと思うあまり、息子を見る眼鏡歪んでいたのだろう。　私たち夫婦のものの見方、　問題に対する態度には、純粋に息子のためを思う親心よりもはるかに多くの事柄が潜んでいたのである。



んー。

私の、全ては気持ちの問題、気持ちがすべてで、なんとでもなる　精神は、個人主義な考えで、その場しのぎだったのか。

人格主義の回復…

私は一体、何をこの本から学んでいたんでしょうね。汗　もう一度読み直す必要がありますね。汗