厩務員ストの思い出

　アヴェノチャンスさんの投稿「今週の競馬は、24年振りのストによる開催中止と言う最悪の事態は免れた訳ですが〜」を読んでからそうだったんだと思ったくらい世の中から遅れてしまっていますが、競馬を始めた頃は、（昔の話になりますが）毎年4月になるといろいろな職種で春闘のストライキをやっていました。恒例の私鉄や国鉄（まだJR以前です）のストになると、学校が休講になるのがなによりうれしかったです。

　さて、競馬のストといえば、76年世代のTTの皐月賞を思い出します。この年は、厩務員ストで皐月賞が1週のびて東京競馬場で行われました。東京競馬場所属（まだ、美浦トレセンはありません）のトウショウボーイと栗東所属のテンポイントでは情報量が違ったらしく、トウショウボーイは開催の予定で追い切りを行い、テンポイント陣営は開催予定がわからず軽い追い切りで終えた覚えがあります。(←思い違いだったらごめんなさい)

　結果開催されて、トウショウボーイが5馬身差の圧勝でテンポイントは、ゴール前やっと2着に上がったというところでした。通常どうりの開催ならば、テンポイントが勝ったとは言いませんが、5馬身というほどの差はなかったと思います。このレース終了から世間はトウショウボーイ1強になりました。ダービー前のスポーツ新聞の1面には「闘将ボーイ」の文字が踊ってました。この冠名「闘将」漢字で書くと強そうでした。何も知らずに、このあとの日本ダービーで馬券デビューしました。

　P.S.　今日の中山競馬場、4角からゴール前まで内から4〜5頭分かなり荒れてますね。外を廻った馬が来てますね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい