秋華賞のまとめ〜激走した2着以下について

先ずは、圧倒的な強さで秋華賞を制して無敗の三冠牝馬に輝いたデアリングタクト号に敬意を表したいと思います。
今までにデアリングタクトについては、皆さんがいろいろと書いておられるで、ここでは2着以下の好走馬について簡単に触れます。
レースはよどみなく流れ、最終コーナーを回ったところでデアリングタクトの勝ちを確信したので、私の関心はソフトフルート(9人気)とパラスアテナ(12人気)の熾烈な3着争いに移りました。
直線からゴールまで2頭による叩き合いが続き、ゴールの瞬間はパラスアテナの体(前肢)が先にあったのにも関わらず、首の上げ下げで惜しくもハナ差、いえ文字通り紙一重の差で順位が決まり、こちらはこちらでとても見応えがあり、2頭とも良く頑張ったと思います。
それと5着のミスニューヨーク(16人気)「同一厩舎の二頭出しは人気薄を狙え」と言う競馬格言どおりには行きませんでしたが、胸を張れる順位であったと思います。

また、あとで秋華賞上位馬の血統を調べると、今年掲示板に載った5頭中実に4頭までが、父方もしくは母方の種牡馬にキングカメハメハやキングズベストを擁するキングマンボ系に関わる血統の馬でした。
それはどう言う意味があるかと言うと、過去10年の歴代優勝馬で該当する馬は、
2010年アパパネ(キングカメハメハ産駒)
2013年メイショウマンボ(スズカマンボ産駒、父母父・キングマンボ)
2018年アーモンドアイ(ロードカナロア産駒、父父・キングカメハメハ)
以上がいました。

この傾向は実に興味深いところであり、血統をもっと掘り下げるといろいろありそうですが、長くなるのでここではキングマンボ系までの話としました。

最後に馬券については、デアリングタクトを軸にワイドで流していたうちの一つが当たり、秋華賞での連敗がやっとストップしました。

さて今週も無敗のままで三冠馬となるか！と注目されているコントレイルがいよい登場します。
皆さん今週もまた競馬を楽しみましょう。