587件のひとこと日記があります。
2021/06/21 23:06
2017年宝塚記念の思い出 〜 昨年のリメイク版
忘れられないレースがいくつかある。
そのうちの一つが2017年の第58回宝塚記念。
初めて現地で見る阪神競馬場でのG1レース、
そして、1番人気のキタサンブラックをはじめとする
テレビでしか見たことがない11頭の強豪たちの面々。
その日は朝から降っていた雨も昼過ぎからやんでいたが、
芝は稍重で始まり、最後のメインレースまでそれ以上は
回復はしなかった。
折しも当日行われた阪神5Rでは、後の2歳G1優勝馬
ダノンプレミアムが、4馬身差でデビュー戦を制していた。
当時は、今では考えられないくらい人があふれて
午後のレースもそっちのけで、妻と一緒にパドックで
陣取りG1レース出走馬の登場を待った。
ミッキーロケット、ゴールドアクター、シャケトラ、
レインボーライン、...キタサンブラック、サトノクラウンと
当時の重賞戦線を盛り上げていた精鋭たちの登場に
私のテンションは上がりっぱなしと言ったところであった。
パドックでは、むしろキタサンブラックの後ろを歩いていた
サトノクラウンの方が、落ち着きがない様子だった。
そのときはダントツ1番人気(1.4倍)に支持されていた
キタサンブラックの勝利をほとんどの人が確信していたと
思う。
パドックからレース会場へ移動したが、そこも立錐の余地が
ないほど人があふれかえっており、私たちは身動きが取れない
状態となっていた。
会場の興奮も盛り上がり、やがて宝塚記念のスタートが切ら
れた。
レースは、シュヴァルグランが先頭に立ち、キタサンブラックは
3番手と好位に付けた。
最終コーナーを回り、抜け出したシャケトラに連れて、
これからキタサンブラックが先頭に立つか!といった瞬間、
目の前では信じられない光景が繰り広げられたのである。
キタサンブラックは、ズルズルと後退して着外に沈んだので
ある。その歴史的と言ってもいい場面に立ち会った何万人もの
観客の歓声が、一瞬で静まり返ったことを今でも忘れられない。
レースは、道悪が得意のサトノクラウンが見事に前年の
6着から雪辱を果たした。
その後のキタサンブラックは、天皇賞(秋)で不良馬場を
ものともせずに優勝し、暮れの有馬記念でも有終の美を飾る。
あの宝塚記念での敗戦は何だったのであろうかと、今でも
不思議に思うことがある。
それにしてもキタサンブラックは、勝っても負けても印象に
残る馬だった。
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アヴェノチャンスさん
ウイズダムさん:ありがとうございます。
私もあの宝塚記念は、テレビ観戦していましたが、
あとでノリさんが「一瞬で馬券を紙くず同然にしやがって…」と
G.シップの引退式で言っていたのを思い出しました(´∀`) -
アヴェノチャンスさん
スイートデルマー90さん:ありがとうございます。
キタサンブラックは、母父サクラバクシンオーなので
距離が持たないと言っていた専門家がそこそこいましたね。 -
ウイズダムさん
こんにちは。
私の宝塚記念といったら、ゴールドシップの3連覇のかかったレースですね。
初めて阪神競馬場に行きました。
ゲートで立ちあがり…みんなの悲鳴が!
シップらしいよね。と、苦笑
初競馬場の思い出です(^^) -
こんにちは(^^)
キタサンブラック、馬券では本当に苦手な馬でした〜。
有馬や宝塚(=グランプリ)で苦戦気味だったからかな。
(最後に勝ったけど〜)
ユニコーンライオン、残らないかなぁ〜(^^) -
アヴェノチャンスさん
RosaGさん:ありがとうございます。
キタサンブラック、初年度産駒の走りに注目です! -
RosaGさん
宝塚、豪華メンバーですね。
キタサンブラックは、精神力も強い馬だと思ってます。
良い話をありがとうございます -
RosaGさんがいいね!と言っています。
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アヴェノチャンスさん
ミナさん:ありがとうございます。
イラスト風の顔写真、微妙に毎回変わっていません? -
ミナさんがいいね!と言っています。
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アヴェノチャンスさん
おるたんさん:ありがとうございます。
競馬場に大観衆、ほんの何年か前のことです。
誰が現在のような状況を予想していたでしょうかねぇ。