先週のPOG指名馬　〜　大物が遅れてやってきた！

早いもので、今年も残すところあと1か月になりました。
師走に入り冷たい雨が降り、急に寒くなりました。
また、12月になると街中ではクリスマスソングが流れ出し、
いやが上でも季節の移り変わりを感じさせてくれます。

それはさておき、コントレイルが有終の美を飾ったその日の
東京競馬場でPOG指名馬が2頭、初勝利を飾りました。

11/28(日)
東京4R ２歳未勝利戦　芝2000m

・ウィズグレイス（牝）1着　(netkeiba)
　
ディープインパクト産駒で母・カラライナ(米)は海外６勝の
うち、G1３勝の名牝。ウィズグレイスは初仔で十分に期待
出来る良血馬。新馬戦は、中山芝1800mで同じくルメールJ
騎乗でしたが、まったく良いところなしの5着でした。
しかし、東京の芝と相性が良かったのか、1枠１番の恩恵も
あったのか、スタートから先頭を譲らず、そのままゴール
まで走り抜けての初勝利、おまけにレコード勝ちはお見事
でした。

東京6R ２歳新馬戦　芝1800m

・サリエラ（牝）１着　(月刊優駿、日刊競馬)
　
ディープインパクト産駒で母・サロミナ(独)は海外G1馬。
全姉にサラキア(G2)、半兄にサリオス(G1)がいる。
なかなかデビューしなかったため、 怪我などの心配を
していましたが、牡馬相手に果敢に先頭に立ち最後の直線
では、競り合いを制して勝負強いところを見せ、
２着以下に３馬身以上の差を付けての初勝利でした。

今年は、いつになくG１有力馬の引退の話が続いていますが、
2,3歳馬を始めとする次代を背負う若駒たちが育っていること
を実感します。折しもPOGは、ちょうど半分が終了したところ、
まだまだこれから先の展開を楽しみにしています。