第39回フェブラリーステークス展望

いよいよ今週は、今年に入り初めてのG1重賞が東京ダート1600mを舞台にして行われます。
まだ週の半ばで、馬番が発表されていない段階なので今日のところは、具体的な馬券予想は差し控えますが、過去10年間のフェブラリースSの傾向をいくつか列挙したいと思います。

【過去10年の主な傾向】

(1)枠について（1,2,3着の回数）
1枠(1.0.0)、2枠(3.1.2)、3枠(0.2.1)、4枠(1.1.1)、5枠(0.2.5)、6枠(2.0.1)、
7枠(2.2.0)、8枠(1.2.0)

1枠から優勝馬（2013年）は、出ているものの、10年間で馬券に絡んだのは1頭。
他枠については、2枠の1着3回と５枠の3着5回が目立っているが、他はほぼ均等に馬券内に来ている。

(2)上位人気馬の活躍
　1番人気(4.2.2.2)、2番人気(2.2.1.5)で、特に1番人気について、直近５年は(3.1.1.0)の優秀な成績！
しかし、2014年は16番人気のコパノリッキーが優勝したことがあり、また、昨年は２、３着に９、８番人気が入り、下位人気馬も侮れないところである。

(3)リピーターの活躍
　'14〜'15コパノリッキー1着→1着
　'16、'18ノンコノユメ 2着→１着
　'17〜'19 ゴールドドリーム１着→２着→2着
そして、今年出走予定リピーターは、
　カフェファラオ(牡５)…2021年優勝　
　エアスピネル(牡９)　…2021年2着
　レッドルゼル(牡６)　…2021年4着
　インティ(牡８)　　　…2019年優勝
　

以上を踏まえたうえで現段階の注目馬です。
・カフェファラオ（牡５）・・・昨年の勝ち馬。前走のチャンピオンズCでは、11着に沈みましたが、今回はリピーターとしての巻き返しを期待したいところ。

・テイエムサウスダン（牡５）・・・前走から距離延長にはなりますが、このレースは根岸S上位からの好走馬が多いため、注目に値する。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それでは、現時点で語れることはこれくらい。馬券予想は金曜日に馬番が発表されてじっくりと考えてからにしたいと思っています。