587件のひとこと日記があります。
2022/09/21 22:05
キタサンブラックの人気(後半)〜私の中のスーパースター列伝・秋編
前半から
キタサンブラック3歳の夏は、休養にあてた。
迎えた9月の菊花賞トライアルレースでは、
2015.9.21 セントライト記念(G2) 中山芝2200m 1着 6人気
キタサンブラックは、先頭に立っていたミュゼエイリアンとのゴール前でのたたき合いを制して優勝を果たし、菊花賞への切符を手に入れた。
このレースは、15頭立てのレースであったが、優勝馬から0.5秒以内に11頭が入るという大接戦でもあった。
ちなみに、当日の1人気はダービー2着のサトノラーゼンであったが、キタサンブラックは、見事にダービーの借りを返すこととなった。
2015.10.25 菊花賞 京都芝3000m 1着 5人気
前走のセントライト記念(G2)で優勝し、見事に菊花賞への出場権を得たキタサンブラックであるが、人気面で言えばここでも5人気と相変わらずの人気のなさ。
この年の1,2人気は、菊花賞のトライアルレースで最も活躍している神戸新聞杯からの
連対馬2頭であったのは、仕方がないにしても、3人気は前走で勝負付けがついたはずのサトノラーゼン、4人気はスティーグリッツ、
…ん?この馬って、失礼ながら皆さんの記憶の中にあります?
前走が条件戦(1000万下)勝ちの馬の方が、G2を制したキタサンブラックよりも上位人気だったとは、私もリアルタイムで見ていたはずとは言え、あらためて確認すると、この珍現象は絶句ものである。
ここでのキタサンブラックは、長い距離を全く苦にせず、2着のリアファルをクビ差で交わして、見事に優勝を果たす。
これは事実上のオーナであった北島三郎氏にとっても初の持ち馬でのG1制覇だったらしい。
同世代間の戦いは(5.0.1.1)と、菊花賞優勝で幕を閉じるが、
キタサンブラックは世代筆頭クラスともいえる戦績であったにもかかわらず、
1人気はおろか、2人気もなかったという低人気振り、逆の見方をすれば、それだけに
馬券妙味がある競走馬だったのである。
その後のキタサンブラックは、2015年の有馬記念3着を皮切りに、間に大阪杯2着を挟んだ2016年天皇賞(春)で2度目のG1制覇。古馬のG1では、ジャパンC、大阪杯、天皇賞(春)2度目、天皇賞(秋)、有馬記念と、G1優勝が7度と言ったその後の快進撃については、もう誰もが知る通り。
競馬場では祭りブームまで巻き起こし、人気と実力がともなった押しも押されぬ
スーパースターとなったのである。
参照
JRAホームページ、Wikipediaキタサンブラック
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アヴェノチャンスさん
kannapapaさん:ありがとうございます!
北島三郎オーナーですら、クラシック登録をしていなかったと
言うことですから、まあ、最初の頃は評価が低く、人気がなかった
のも仕方がないことでしたね。 -
kannapapaさんがいいね!と言っています。
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こんにちは。
キタサンブラックは3歳夏に著しく成長した代表格ではないでしょうか?
前半戦は着順ほどの人気がなかったのですね。
強く見えないような勝ち方だった印象がありますね。
キタサンブラック産駒も頑張って欲しいです。 -
アヴェノチャンスさん
プライマルさん:おはようございます!
スーパースター列伝.秋編をお読みいただきありがとうございます。祭りブームの頃は、普段は競馬をやらない人たちでも話題にしていた事を思い出しました。 -
プライマルさんがいいね!と言っています。
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プライマルさん
おはようございます。
キタサンブラックがデビューした頃は、今ほど競馬を
観てなかったので、楽しく読ませて頂きました!
競馬場での祭りは、競馬を観てなかった人たちも
記憶に残ってるんじゃないですかね〜
今後も、キタサンブラックのようなレース以外でも
話題になる馬が出て来て欲しいですね。 -
アヴェノチャンスさん
YOSHIさん:おはようございます!
ここでの投稿デビューは、キタサンブラックに関することだったので、もう一度きちんと書いておきたかったのですが、最後の方は駆け足になってしまいました。お読みいただきありがとうございます。 -
YOSHIさん
おはようございます。
前後編を興味深く読ませて頂きました。
キタサンブラックは(ディープインパクトを別とすれば)私がリアルタイムで見た初めてのスターホースでした。
今回想しても、いろいろな意味で凄い馬だったなと思います。 -
YOSHIさんがいいね!と言っています。
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アヴェノチャンスさん
セキゴンさん、おはようございます。いいね!ありがとうございます。