凱旋門賞に挑むタイトルホルダー(新馬戦からパリへ)・前半〜弟よ

さて、いよいよフランスはパリロンシャン競馬場で行われる
第101回凱旋門賞があと３日後に迫ってまいりました。
何が楽しみかと言うと、今年は日本馬が４頭も参戦。
2020年度のPOG指名馬だったタイトルホルダー(牡4)と、
キズナ産駒のディープボンド(牡5)の出走があることです。

特にタイトルホルダーは、デビュー前から注目しており、
まさか世界の競馬ファンの注目を浴びる檜舞台へ立てるように
なるであろうことは、いまだに信じられず、まるで夢のようです。

ここで、デビュー戦からのタイトルホルダーへのMy投稿(抜粋)を
中心にして、彼が出走したレースを追ってみたいと思います。
※は、今回新たに記した説明です。

デビュー前のタイトルホルダーは、月刊優駿のＰＯＧ特集で
「メーヴェの18」（父ドゥラメンテ、母メーヴェ）として紹介されていました。

「しっかりとしていて、動きは柔らかく、体力面もまったく問題がありません。
血統的に芝の中距離で活躍してくれそうです。早期デビューも視野に入っています。」
（牧場関係者：岡田壮史氏のコメントを抜粋）

タイトルホルダーは、生産・育成牧場時代から、前評判が高かったわけですが、
デビュー戦は２歳時の10月でした。

2020.10. 4　２歳新馬戦 中山芝1800ｍ　1着　1人気

日記投稿：（題名）今週のPOG出走馬

　タイトルホルダーはスタート直後から先頭に立ち、
そのまま中山の坂道を力強く上がって快勝！

※レースは14頭立て、タイトルホルダーは前評判通り逃げ切り、新馬戦を勝つ。

続く2、3戦目は、重賞への挑戦！

2020.11.23　東京スポーツ杯２歳Ｓ(G3)東京芝1800m　2着　5人気

日記投稿：（題名）３日間開催のPOGの結果

　メロディーレーンの半弟ということで早くから注目していましたが、
スタートから積極的な走りを見せて2着と大健闘。

2020.12.26　ホープフルＳ　中山芝2000ｍ　4着　7人気

日記投稿：（題名）今週のPOG登録馬＝ホープフルS

　タイトルホルダーは１勝馬ながら前走は東京スポーツ杯(G3)
２着と頑張っており、重賞で好走するところは、姉のメロディーレーンを
思わせるものがあります。

※東京スポーツ杯で優勝したのは1番人気のダノンザキッド。
次のホープフルSでもタイトルホルダーは、着順・人気でもダノンザキッドの
連勝を許し、後塵を拝することになる。

2021.3.7　弥生賞ディープインパクト記念 中山芝2000ｍ　1着　4人気

日記投稿：（題名）タイトルホルダー最高！！

　スタート直後から積極的にハナに立って主導権を取り、
スローペースで軽快に最内を逃げてゴールまで後続を
寄せ付けずにそのままゴール！！
宿敵ダノンザキッドを越えられない壁に
例えていたので、おのれ自身の見る目のなさに
お恥ずかしい限りです。
テン乗りだった横山武史騎手は、タイトルホルダーの
適性を良くつかみ、上手にリードしてくれました。


※4戦目から、今まで3戦続いた戸崎Jから、横山武史Jへと替わる。
ここでタイトルホルダーは、宿敵ダノンザキッドに初めて
勝つ。今考えてみると、このレースが、タイトルホルダーにとって、
勇者になるための第一関門だったのかもしれません。

後半の皐月賞以降は、また翌日と言うことで。