第71回日経賞の結果〜強かった、タイトルホルダー

こんばんは！

北部九州地方の午前中は、穏やかな春の日差しが差していましたが、昼過ぎから強風が吹きだし、曇り空となりました。
中山は雨降りで芝・ダートともに不良馬場、阪神は曇りで芝が重から良へ、ダートが稍重へと変わった中での一日でした。

特に今日の２つの重賞のひとつ、日経賞(G2)は芝2500ｍ、曇り・不良馬場の状態で行われました。
１番人気は昨年の菊花賞馬・アスクビクターモア(牡4)、２番人気に甘んじたのが、昨年のこのレースの覇者でG1を3勝しているタイトルホルダー(牡5)でした。
新旧菊花賞馬の対決は、このレース史上初めてだそうで、レース前は２強対決との評判でしたが、スタート直後から、さっと先頭に立ち、レースをリードしたタイトルホルダーとは対照的に、出遅れのスタートを切ったのは、アスクビクターモアでした。

荒れた馬場の中1000mを62.8秒と、ゆったりしたペースで気持ちよく、全12頭の先頭を走るタイトルホルダー。
勝負どころの最終コーナーを過ぎて直線に入り、タイトルホルダーと２番手以下の差は、どんどん離れていくばかり。

終いには、２着以下に８馬身以上の差をつけて圧巻の走りを見せたタイトルホルダー、やはり強かった！
日経賞の連覇は1975・76年のホワイトフォンテン以来、47年振りといったオマケまでついた。

凱旋門賞と帰国後の暮れの大一番、有馬記念で大崩れしたタイトルホルダーでしたが、これできっちりと立て直してくれました。
この勝利で春の大一番に向けて、弾みがついたようです。