第28回秋華賞の展望〜３冠牝馬の誕生成るか

いよいよ明日は、牝馬３冠の栄誉が懸かっているリバティアイランドが登場、
改修工事を経て３年振りの京都競馬場での秋華賞となりますが、
これまた３年ぶりのデアリングタクト以来の３冠牝馬の誕生成るかと、
注目を浴びている今年の秋華賞です。

先ずは予想ですが、今のところは

◎6.リバティアイランド
〇2.ハーパー
▲5.ドゥーラ
△8.モリアーナ
△7.マスクトディーヴァ

◎リバティアイランド
　昨年のPOG指名馬でもあり、桜花賞では「異次元の末脚」と言わしめた
圧巻の走りを見せ、続いた２冠め達成のオークスから５か月、調子も上向きで
期待を込めての本命としました。

〇ハーパー
　前走がオークス２着の実力は、もちろんのこと、この馬は２月に東京芝
1600ｍで行われた３歳牝馬重賞のクイーンＣ（Ｇ3）で優勝を果たしています。
このレースの過去の勝ち馬と、秋華賞の順位との関連性について調べてみると、
秋華賞で惨敗した馬もいましたが、特筆すべきは、2019年クロノジェネシス、
2021年アカイトリノムスメが秋華賞でも勝ちをおさめていました。
また、2012年２着ヴィルシーナ、2011年３着ホエールキャプチャなど、
歴代のクイーンＣ優勝馬が秋華賞で好成績をおさめており、
とても興味深い結果が残っていました。

▲ドゥーラ
　この馬はオークス３着馬であり、7月に札幌芝1800ｍで行われたクイーンＳ
（Ｇ３）において、歴戦の古馬を相手に攻める競馬で２着以下を１馬身以上離す
と言ったパフォーマンスを見せています。
札幌同様に小回りである、京都競馬場の2000ｍ内回りコースに適応した走りを
期待しています。

いつものように競馬に絶対はありませんが、余程のことがない限りは、
本命が堅いレースと言えるでしょう。
２着以下を予想すれば、春の実力馬を重視した予想結果となりました。

明日は、歴代7頭目の３冠牝馬成るか、とても楽しみです。