ある競走馬の引退

今日から弥生（3月）に入りましたが、ここ数日間は気温が低くて
冬に逆戻りしたような天気でした。

そのような中で、ある競走馬の登録抹消（引退）の報に接しました。

その馬は牡6歳で、元POG指名馬でした。
両親（父・ダイワメジャー、母・ホットチャチャ）がともにG1で勝利した
良血馬であり、3歳上の半兄には「史上最強の１勝馬」と言われていた
エタリオウがいます。

デビュー戦は、勝ち馬で2番人気のステラヴェローチェに次ぐ
３番人気に支持されていましたが、残念ながら14頭中８着に沈みました。
その後も、なかなか結果が出せずに苦労していましたが、
２月の小倉で未勝利戦を勝ち上がり、翌年５月に１勝Cを勝利して、
兄馬・エタリオウの勝利数を超えました。

同期のソダシやタイトルホルダー、シャフリヤールなどと比べると、
派手な活躍はしませんでしたが、2020年度デビューの同期の馬が、
どんどん減っていく中を２勝Cで地道に頑張っていました。
しかしながら、２月25日の阪神７Rを最後に２月28日付けで登録抹消と
なったようです。

黄色のメンコが特徴で、30戦もの戦績がある頑張り屋さんでした。
サンデージャック、長い間お疲れ様でした。