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2025/07/26 12:19

ライバル物語(その2) 〜ロードカナロアVS.ハクサンムーンの巻(前半)

ロードカナロア父:キングカメハメハ)は、
生涯成績19戦(13.5.1.0)で主戦場は1200mの芝コース、
そのうちG1が海外優勝を含めて6勝(うち1200m、5勝)と輝かしい
成績を残しており「世界のロードカナロア」「短距離王」などと言われた
競馬史に残る名スプリンターである。

ハクサンムーンは、生涯成績29戦(7.6.1.15)で、そのうち重賞勝ちは
芝短距離のG2で2勝、G3で2勝した典型的なスプリンターであり、
しかも逃げに特化した走りが持ち味の馬。
また、G1で勝ち星こそなかったものの、高松宮記念やスプリンターズSで
2着に入る成績を残している。

イバルと呼ぶには、通算成績ではかけ離れている両馬ではあったが、
ハクサンムーンが王者・ロードカナロアにG1レースで肉薄した時期が
あったのである。

ハクサンムーンロードカナロアに初挑戦したのが、2013年3月の
第43回高松宮記念であった。
当時のハクサンムーンは、前々走の京阪杯(G3)で優勝していたものの、
オッズ1.3倍の1番人気ロードカナロアのはるか下を行く10番人気であった。
当時4歳馬で新進気鋭のハクサンムーンがとるべき戦法はただ一つ、
スタートを決めた後は、ただひたすら逃げるだけであった。

新旧スプリンター総勢17頭によるレースは、スタート良くハクサンムーン
ハナを切り、内埒沿いを上手く走っていた。
最終コーナーを回り直線に入ったところで、馬群が先頭を走るハクサンムーン
迫り、中団の真ん中から追ってきたのが、ロードカナロアドリームバレンチノ
らの後続勢が逃げるハクサンムーンに追いつき、追い越したところがゴール!
優勝したロードカナロアのタイム1:08.1は、当時のレコードタイムでもあった。
2着にドリームバレンチノ、3着は逃げ残りのハクサンムーンであった。

2013年のロードカナロアは、6月の安田記念でも優勝し、
マイルでも頂点を極めたのであった。

一方のハクサンムーンは、この年のCBC賞(G3)2着、アイビスサマーダッシュ
(G3)で優勝し、2013年の夏は乗りに乗っていたのであった。(つづく)

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    2025/07/26 13:54 ブロック