横典劇場★第12弾★４コーナーで手綱引き必殺の捲りも届かず３着(-_-;)

2020年10月11日（日曜） 4回京都2日　7R　3歳以上1勝クラス
　　　　　　　ヒルノブルージュ号

　このメンバーでは国分のホッコーアカツキが抜けているも、昆厩舎は京都遠征のノリさんに合わせて勝負に来る。ヒルノブルージュにとっては負けられない一戦となった。
　共にハナに立ちたい水口と浜中をブッチ切り国分が好ダッシュで一気に先頭に立った。今日は竜二も果敢に前へ行く。
「重のダートは時計が早くなる。先行勢が潰れた所を捲ってやるぜ(^^)」ノリさんは控えて中団インから２コーナー過ぎると向正面で進出を開始した。
中山とは違い京都の短い直線と平坦なコースでは早めの位置取りが必要だった。
　「ノリさん動いたな。遅れたらマズイ( ;∀;)今日はこのオヤジを出し抜いてやる(^^)」ノリさんの動きを察知した弘平が３コーナー手前で一気に外から来た。
「おい(｀´）コラ(｀´）俺の馬がかかってしまったらどうする気だ。(｀´）」いきなり後方から押し上げて来た弘平に一瞬面食らったノリさんであったが、直ぐに冷静になる。「まあいい、コイツを行かせて4コーナー手前で外に出して捲ってやる」
　更に後方では酒井と小牧も虎視眈々と捲りを狙っていた。先頭　国分、竜二に外から富田更に弘平が並びかけて先団４頭で3コーナーへ突入。
　追走するノリさんは４コーナーにかかると先団僅かに遅れたインの水口と馬体が接触。　これには必要以上に馬が嫌がった。「いかん(｀´）マズイ(｀´）」慌てて手綱を引くノリさん。馬が後退する。
その間にも国分と竜二はイッたイッたの態勢に入ってしまった。「間に合うか(｀´）行くしかないッ(｀´）」ノリさんは一気に４コーナーで弘平の外から捲りをかけた。
　後方から馬上で暴れるように必死で追って来る小牧、馬の姿勢を制御するのにモガき続ける酒井とは余りにも対照的な美しい騎乗姿勢。一瞬の瞬間移動は正に神技だった。
　直線差し切れるか　弘平を思い切り捲って外から豪快にノリさんが突っ込んで来たが………。大外一気２頭まとめて差し切れず(-_-;)。
ペースは平均であったが２勝クラスを上回る早い時計の決着でホッコーアカツキは見事に逃げ切ってみせた。

★４コーナーで手綱を引いたのは不利には違いないが水口が必要以上に脹らんだ訳でもなく接触で馬が過剰に驚いたように見える。
ここでの一瞬の後退がなければまとめての差し切りもあったかも知れないがここは中山ではなかった。(-_-;)