競輪
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2020/12/14 21:10
「横典劇場★第18弾★オセアグレイトを蘇らせた奇跡の騎乗」前編
2020年12月5日（土曜） 5回中山1日 ステイヤーズステークスG�脅�3,600ｍ
オセアグレイト号
オセアグレイと云えば野中祐太郎。最近調子が上がらないがこの馬と共に成長し歩んで来た。能力の高さから一時は注目され相当期待されたこの馬もどうしたことか伸び悩んでしまい結果を出せずにいた。
ノリさんは騎乗依頼を受けた時、祐太郎の初勝利の日を思いだした…(^^)。
初勝利を挙げた駆け出しのアンチャン騎手の祐太郎がジョッキールームに戻って来ると、祐太郎に最初に声をかけたのは蛯名だった。
「オマエ(^^)うれしくないのか(・・?」今だ緊張している祐太郎。初勝利ともなれば嬉しくてしょうがないのが当たりまえ。蝦名にとってはそれが不思議でしょうがなかった。童顔すぎる祐太郎もいけなかった(-"-)
そこに蝦名の強烈なツッコミが襲った。＼(^^)／「オマエ(^^) ○ッたことあるのか(・・?」…(*_*)(*_*)蝦名、こんなところで何を云うんだ(・・;)
余りにも素朴で純朴な蝦名(^^)思ったことをストレートに口にしてしまう蛯名(^^)(^^)最高だぜエビナ(^^)
この一発で部屋中の空気が沈黙し途端に大爆笑の渦が巻き起こった。「エッエビナ( ;∀;)最高だぜ(;_:)」ノリさんは込み上げてくる笑いに必死で耐えるしかなかった。絶対に仲間には加わりたくない(^^)ベータナが腹を抱えて苦しがっていた(^^)。
天候は小雨、馬場状態は稍重。スローペース必至のこの長距離戦、先行有利なのは言うまでもない。馬場状態を考えれば場合によっては逃げ切りもある。
予想通りハナを奪ったタイセイトレイル坂井。オセアグレイトのノリさんは2番手につけた。「この長丁場(^^)スローで如何に脚を溜められるか、そこが勝負の鍵を握る。ハナに立ちたいが、行きたい奴がいればいかせてしまえ(^^)ペース配分を誤ればそこで終わりだ。好位追走、直線で差し切れる(^^)」馬は元気一杯で行きたがったが、ノリさんは必死に抑え敢えて逃げには出なかった。
一週目の1コーナー手前でナント、追い込みのタガノディアマンテ津村が外から一気に押し上げて来た。
「自分を変えてくれた尊敬すべき横山典弘ならどう乗るか(・・?ノリさんの叱咤激励があったからこそ今の自分がある。ここは先手必勝だ。(｀´）」2コーナーで早くも、2番手につけたノリさんの外から並ぶ。ノリさん顔負けの思い切った津村の騎乗「おッ(^^)津村か、俺を意識しているな(^^)そうだ、そうやって乗るんだ(^^)」ノリさんは積極果敢な津村を見て嬉しくなった(^^)…ノリさんかっこ良すぎだぜ(^^)色々調べていて解った。津村の人生を迄変えてしまうとは。尊敬するゾ<(_ _)>
3コーナーに入ると津村は先頭のタイセイトレイル坂井をぶち抜き先頭に立った。しかしルメールも又したたかにノリさんを意識していたのだ。ノリさんの長距離戦では絶妙な神騎乗を幾度も見せつけられている(-_-;)ならばここはピッタリと張り付いてやれ(^^)4番手インからボスジラ武史の外に並び、徐々に追い上げいつの間にかノリさんの外にピッタリと(｀´）この実にいやらしい騎乗(｀´）…しかし巧い(-_-;)。
津村先頭で坂井、ノリさんルメールの縦長の隊列は坦々としたペースのまま2週目3コーナに差しかかる。ルメールはまだノリさんの外に並んでいる。
「この野郎(｀´）4コーナで俺が外に出すのを阻止する気か(｀´）そうはいかんゾ(｀´）」捲りのウデも天下一品のノリさんは4コーナーで並んだルメールが外に膨れた僅かな隙をついて一気に外に出しルメールをぶち抜いた。…巧い(^^)。インで粘る津村逃げ切ってしまうのか ノリさんイケ(｀´）ぶち抜け(｀´） ……後編へ続く。
- オセアグレイト
- アンチャン
- タイセイトレイル
- タガノディアマンテ
- ボスジラ
