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2022/05/15 06:21

今日もどこかで馬は生まれるを久々に見た

この映画を見るのは3回目だ。
改めて1頭でもいいので生涯を通した馬主になりたいと思った。
現役後はトレーニングして乗馬に、そして愛馬として末永く。
老後は、田舎に土地買って保護猫と愛馬に囲まれて。

それはさておき、JRAはビッグレースの賞金を引き上げてどうしたいのだろうか??
また生産過剰な過去に逆行したいのだろうか?

それよりも出走手当を拡充して、馬主の馬の行く末に対する責任を明確にして欲しい。
自分の過去の愛馬が、どこでどのような処遇になったかすら関心ない人間に馬主の資格を与えないで欲しい。肥沃牧場と言う名ばかりの、糞尿にまみれた監獄にいる愛馬を目に焼き付けて、馬主を続けていただきたいのだ。

馬だけが特別では無いと言い切る人も多い。走る馬を作れば1日でも長生きできるだろって思考停止していることも棚に上げ豪語する方たちだ。
牛の肉は喰うんだろっとも。
確かに。しかし走る事を使命として愛情を一身受けてに育てられたサラブレットが、走らないだけで資源としか考えないのは言い換えれば、用のない他者の命は搾取されるものと言っている。自分以外の命を雑草の様にしか考えないロシアのプーチンの思考と同じような。

この世界で生きていくうえで必ず必要なタンパク資源。
それを今すぐ全否定する気はない。しかし代替タンパクの研究は進み、必ずしも今の数だけ食肉畜産が必要とはならない時代も遠くない未来。
それに合わせて、馬産も数を抑制して、1頭1頭の命の価値を高めていただきたい。
安馬を数買って、当たれば儲けものなんて前世紀的な考えを彷彿させる、ばくち的な賞金の増加には嫌悪感がある。
それに畜産自体、コストも悪く地球環境にも良くないとこはわかっている事。

そこで生活の糧を得ているものはどうなるのかと言う意見がある。
しかし産業とは時代にそぐわない場合はやがて衰退するもの。町のカメラ屋さんが消え大手のカメラチェーンしか無くなった今、産業が衰退してもその人たちが殺されたわけではない。
そこに固執しすぎるのを既得権と言うのではないかと思う。時代と共に馬産も変わっていって欲しい。

そして、生かすにせよ殺すにせよ時分の目の届く範囲でそれを責任持てる者だけが馬主と名乗れる競馬界にしていかねばならないのでは?
たとえ50年、100年かけても。

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