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2021/08/08 15:20
プチノワールの20
シルクホースの代表繁殖牝馬と言えば、父シングスピールのプチノワールだと思います
シルクホースがノーザンファームと提携して最初にG1優勝の栄光をクラブに持ち帰った馬は、ローブティサージュ
ウォーエンブレムは少ない産駒数ながら、多くの活躍馬を輩出した種牡馬でしたが
ローブティサージュが阪神JFを勝ったのは、母父シングスピールの後押しがあったものと考えています
シングスピールはグローリアスソングを持ちます
G1レースの検討でも
時々耳にするグローリアスソング
生産国カナダ
デヴィルズバッグの全姉
4歳以降は米国でG1を4勝した米国型のスピードの塊です
日本の芝レースでも、牝系にグローリアスソングを持つ馬が高い能力を示しています
シルクホースの繁殖牝馬でサマーハがいますが、父はシングスピール
サマーハの仔の内、シルクには行かず金子オーナーの所有馬となったマンハッタンカフェ産駒がシャケトラ
サマーハの仔にはモルジアナが居て、毎年シルクでいい馬が募集にかけられていますね
シルクの名繁殖牝馬であるサマーハ、そしてプチノワール
この二頭の仔達の活躍は、間違いなく、シングスピールの恩恵を受けたものです
昨年はサマーハにキタサンブラックが種付けされました
まだ、デビューを迎えていませんが、2020年のシルクホース募集では、キタサンブラック産駒の出来の良さが話題となっていました
サマーハの19、ラスールも出来のいい産駒の一頭でした
そして、今年はプチノワールにキタサンブラックが種付けされた
これは、明らかに牧場の意図を感じるものです
「キタサンブラックに母父シングスピールは合う」
キタサンブラック産駒は、心肺機能、筋肉の柔らかさ、馬体バランスの良さを伝える種牡馬だと私は考えていますが、6月の新馬戦開始から、産駒の優勝は一頭のみ
つまり、筋肉の発達が間に合わず、早期活躍血統に、2歳戦では劣るのだと思います
今年のシルクホース募集のおうちツアーでも、産駒が走り始める前の今が狙い目であることが名言されています
先週のウイニング競馬にノーザンファーム天栄の木實谷場長が出演
天栄で期待する馬として挙げたのが、キタサンブラック産駒のイクイノックスとラスール
亀谷氏は、キタサンブラックの解説の中で、540kgを超えるような馬体重の大きい馬は種牡馬としての活躍が難しいと仰っていました
ただ、キタサンブラックは、心肺機能、筋肉の柔らかさと馬体の好バランスを伝える種牡馬だと思います
果たして、これらの要素に、馬体重つまりパワーが関係するでしょうか
キタサンブラックは突然変異でしょうか
ファミリーナンバーは9g
近年の活躍馬にもレシステンシアがいます
キタサンブラック産駒を見限るのは早計だと私は思います
プチノワールの20は
キタサンブラックの特徴である、心肺機能の高さ、筋肉の柔らかさ、馬体バランスを伝えています
キタサンブラックの首差しも受け継いでいて、少し独特な印象ではありますが
瞬発力というよりは、前で粘り込む競馬をするのだと思います
肌艶が非常に良く、カイバを良く食べてくれそうな健康優良児
足元にケガさえ無ければ、秋の阪神でデビューを果たせるのではないかと考えています
実績は無いので、抽優の抽選に当たらないと出資は出来ないですが、期待しています