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2022/08/02 12:31
ロードカナロア産駒
歴史は繰り返す
人それぞれ考えは違うと思いますが
日本の繁殖牝馬最高峰は
シーザリオだと思います
歴史的名繁殖に
2019年、2020年、2021年産は
全てロードカナロアをつけているという事実
ロードカナロア産駒の活躍馬を上から順番に見ていくと
アーモンドアイ
ダノンスマッシュ
サートゥルナーリア
と並んでいるわけですが
獲得賞金額上位20頭のうち18頭が
2015年産と2016年産
2015年産は今年7歳
2016年産は今年6歳
2017年産は今年5歳
2018年産は今年4歳
2017年産、2018年産は頭角を現している馬がいても不思議ではない年齢です
それなのに活躍馬がいない
初年度からのインパクトに比べると
かなり見劣る印象
ロードカナロア産駒は2020年、2021年リーディング2位
ここにイメージと成績のギャップが生まれいるのではないかなと
2017年産、2018年産は繁殖牝馬の質が落ちている
それが結果に直結している
だから、シルクのロードカナロア産駒の募集価格が
当初は2000万代の馬もいたのに
今は4500万が最低というのは高すぎると感じる
しかしですね、
あのアーモンドアイ、サートゥルナーリアの父ですよ
アーモンドアイが牝馬三冠成したのが2018年
ノーザンファームのバックアップがあって
2019年に種付けされて2020年に産まれる仔たちの母の質が上がることは誰でも想像出来る話で
寧ろ、アーモンドアイの出来が牧場内で話題になれば、2019年産から繁殖の質が上がっていてもおかしくない
これは、ディープインパクト産駒でも同様の傾向があって
初年度産駒が2008年産で
初期の代表産駒ジェンティルドンナが本格的に活躍したのが2012年から2014年
2010年の産駒デビューから2014年まで勝馬率40%以上のハイスコアを叩き出しています
その後の2015年、2016年は勝馬率が36%から37%台に下がっていますが
2017年からは再び勝馬率40%以上の成績を残しています
ディープインパクト産駒でさえ狭間の年は存在していたわけです
そして、狭間の年を超えて最初の代表馬が
サトノダイヤモンド
2013年産です
そこから毎年
アルアイン
ワグネリアン
ロジャーバローズ
コントレイル
といったスターホースが生まれた
ノーザンファームの繁殖牝馬のローテーションの影響は間違いなくある
ロードカナロア産駒は初年度から強烈なインパクトを残したにも関わらず
近年の産駒のイメージから過小評価されているわけです
シルクの今年の募集馬の繁殖牝馬を見れば
ノーザンファームがロードカナロアにどれだけ期待をかけているか分かります
リアアントニアの仔
クードラパン
プチノワール
ウィクトーリア
パーシステントリーの仔
どれも超一流の繁殖牝馬です
シルクホースのカタログ
今年から
代表の挨拶が米本氏に変わりました
クラブのホームページには夫婦の写真が載っています
吉田勝己氏の娘のところに
シルクの代表馬アーモンドアイと同じ父であるロードカナロア産駒のいい馬を持ってくるなんていうのは、よくある話で
シルクの今年の募集馬
ノーザンファームが最も力を入れているのは間違いなくロードカナロア産駒です