エリザベス女王杯2022

馬場について

昨年優勝馬アカイイトの
残り3ハロン上がりは35.7

一昨年優勝馬ラッキーライラックの
残り3ハロン上がりは33.9

2秒近く違います

道中のレースラップが厳しかったとか
前日の馬場が悪かったとか

というのも影響したとは思いますが

私は宝塚記念と同じ現象が起こっていると考えています

一昨年の秋の中央開催は
10月は京都、11月から阪神開催
だったのが

昨年は
10月から阪神の連続開催に変わった

これが大きいかもしれない

馬場も見た目からすでに荒れています

動画を見る限り
昨年の馬場ほどの痛みは無さそうですが
3コーナーから4コーナーにかけては
明らかに一昨年より痛んでいる印象

宝塚記念も春の阪神開催の終盤に行われ
6月の梅雨の時期に重なることで

宝塚記念優勝馬の上がり35秒、36秒は
ざらにあります

日曜は雨予報ですし

昨年の再現はあるのではないかな

というのが今のところの結論です

昨年の先行馬
シャムロックヒル
が出走出来ず
道中のペースが緩む可能性はありますが
道中のペースに関係なく
残り3ハロンの上がり上位馬で
昨年も一昨年も決まっているわけですから
京都開催から阪神開催に変わって最も変わったのは上がり上位で決まるようになったのだろうと
馬場適正、コース適正の方が重視されるのかなと思います


そして3歳馬について

過去10年の3着内馬を見渡しても

ステラリア
ラヴズオンリーユー
モズカッチャン
タッチングスピーチ
ヌーヴォレコルト
メイショウマンボ
ラキシス
ヴィルシーナ

1年に一頭馬券になるかどうかですし

その多くが基本的には
春までに阪神芝2000mとか、阪神芝2200mとか、札幌芝2000mとか、中山芝2000mとかを勝っていること
つまり、スピードが持ち味ではなく、タフネスが持ち味の馬の方が好走していて
かつ古馬と渡り合える能力もあった

ことからも

今年出走する4頭にはかなり厳しい舞台なのではないかなと

逆に馬券外に飛んだ3歳馬たちを並べてみましょうか

アカイトリノムスメ
ウインマリリン
ソフトフルート
リアアメリア
ミスニューヨーク
ウインマイティー
クロノジェネシス
シャドウディーヴァ
ノームコア
カンタービレ
リスグラシュー
ディアドラ
パールコード
デンコウアンジュ
ルージュバック
クイーンズリング
ショウナンパンドラ
ブランネージュ
サングレアル
レッドリヴェール
オメガハートロック
トーセンアルニカ
デニムアンドルビー
ディアデラマドレ
セキショウ
セレブリティモデル
ラシンティランテ

注目すべきは名馬であっても馬券外に飛んでいるということです

女同士の戦いは
若さとか勢いだけでは勝てない

スタニングローズは
新馬戦芝1400m
阪神芝1600mを勝ち上がり
オークスに至るまで芝2000m以上の経験がありませんでした

ナミュールは
桜花賞に至るまで全て芝1600mを使ってきて、いわゆる王道路線を進んできました

ピンハイは
新馬戦阪神芝1400mを勝ち上がり
その後は
チューリップ賞、桜花賞、オークスを好走

ライラックは
そもそもの能力に疑問があるタイプ

どの馬も
タフネスの裏付けに関しては
過信出来ないんですよね、。


愛オークスという本場のタフネスが求められるレースで優勝している
マジカルラグーンだけなんですよ
3歳馬で買えるのは