837件のひとこと日記があります。
2022/11/09 10:16
エリザベス女王杯2022
最後に4歳馬について
過去10年の全てのレースで馬券内となっている4歳馬ですが
今年は2頭しか登録が無い
ジェラルディーナ
アンドヴァナラウト
どちらもノーザンファームの素質馬で
ジェラルディーナは
父モーリス母父ディープインパクト
カルノーマズレディ系の良血馬
父モーリスの水っぽさが影響したと思いますが
勝ち上がりに時間を要し阪神JFも結果を出せなかったことでクラシックには不出走
3歳秋のマカオJCTから福永連続騎乗で芝1800mを三連勝
エリザベス女王杯には向かわずに
チャレンジカップ、京都記念、鳴尾記念、小倉記念、オールカマー
タフネスが求められる芝中距離重賞を使って好走しています
4歳秋のエリザベス女王杯を目標にした
斉藤崇厩舎のしたたかさ
かなり早い段階から重賞参戦の計画が練られている
そして、前哨戦のオールカマーを優勝
結果を出してきている
いわゆるエリザベス女王杯好走馬
本番のここでコケたらしょうがない
と言えます
アンドヴァナラウトは
父キングカメハメハ母父ディープインパクト
ダイナカール牝系の良血馬
勝ち上がりまでに三戦
春クラシックは間に合わなかったため不出走
秋の出雲崎特別、ローズSを優勝
その勢いのまま秋華賞3着に好走しています
その後は休養を挟んで
愛知杯、阪神牝馬S、ヴィクトリアマイル、府中牝馬S
全て、牝馬限定の重賞を使ってきました
才能は間違いなくあって
府中牝馬Sという主要前哨戦を好走したことは評価出来ますが
今年に入って一勝もしていない
つまり
牝系は舞台適正高そうな2頭ですが
3歳秋以降
ここまでの過程
使われてきた舞台が
まるで違うんですよ
ジェラルディーナは牡馬混合のタフなレースを戦い抜いた
アンドヴァナラウトは牝馬とのレースを戦ってきた
どちらが
タフネスが求められるエリザベス女王杯で好走出来るかは明白です
因みに
過去10年の3着内馬のうち
4歳以上で馬券になった馬
22頭のうち
ミッキークイーンを除いて
その年に優勝の実績
その年に牡馬混合の芝重賞で3着内
前年同レース3着内
いずれかに該当する馬でした
まあ、どちらも馬券外
もありえますが、。