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2023/05/07 07:55
ヤラズ
なんで引っ張った?とか思うかもしれませんね。地方競馬ではよくヤラズなんて言葉がありますが、ヤラズの紐解きをしますとレース間隔が狭い地方、馬のクラス分けも南関東は細かいです。馬に賞金を重ねる観点からもクラスは重要。例えばCクラス1〜20ぐらいあるんですが、3つぐらいに分けれます、1〜3.4〜9.10〜20以降。こんな感じで、1番ヤラズがあるのは3.4手前。上がると全く掲示板を確保できないから。オーナーでも一頭、二頭しか所有していないオーナーなら、5回走らせて5回とも10着前後のクラスより、それなりに活躍できるクラスに在籍したいでしょう。なにより強い馬は4歳ぐらいにはトップに近いクラスにいますから。そこで移籍があるわけです、高知や盛岡、水沢、佐賀、金沢。この辺が南関東や門別からの調整場所。園田と名古屋は若干違いますね、早い段階でJRAからの転入馬が来ますから。
ヤラズなのかヤリなのかわかんない競馬場は水沢、盛岡。
南関東の左回り巧者の馬や他の競馬場でクラスの限界にいる馬なんかいたり、クラス分けが少し雑で面白い。
純粋な運勝負はこの2つ。
例えば高知、佐賀、名古屋あたりの単勝1.2とか1.3倍は飛びにくいの対して、盛岡、水沢の単勝1倍台は結構飛びます。
理由はこの競馬場の購入者が騎手買いやトラックバイアスを無視したりするから、距離延長がプラスの時とマイナスの時を気にしてない、そしてクラス分けが雑だからまるでヤラズ、ヤリのような結果がある。ちなみに良馬場の方が中荒れしやすい。
ヤラズを読む事は素人じゃ無理。
中央でも前哨戦とかは良くわざと負けるよね、G1で相手になる馬との現状の力関係見るために後ろからあえて届くか距離はかるために。
結局はヤラズなんて言葉があるが買えないレースなんだろうね。
ドウデュースの皐月賞をどう見るか。競馬の深さがある。あれをヤラズと呼べば武豊は八百屋。あれを次走への布石なら戦略。地方で追わなかったらヤラズ、追えばヤリ。結局は馬券買ってる人間の問題。