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2023/04/30 06:50
夏目漱石の英国留学
明治の文豪、夏目漱石は、ご存知ですよね。
彼は若い頃、官費いわゆる国のお金でイギリス
に留学しました。
彼は、余りにも文化の違いにノイローゼになっ
たそうです。
部屋から外にも出ず、今で言う引き篭もりですよね。
流石、文学の天才は時代を先取りしていた訳です。
漱石の我輩は猫である、がありますが、女権拡
張で離婚が多くなると、予言しています。
まあ、これは大体の人が知ってると思います
が、漱石は新聞に小説を連載していました。
その関係で、エッセイなども書いていました。
ロンドン留学中のクリスマスやサンタクロース
の事を書いていました。
この記事が出たのが、やはり、12月の中頃で
したので、
記憶していた人もいたようです。
ある男の人がサンタクロースの扮装をして、自
宅の子供を喜ばせようとして、
大きな袋を下げて、家の中を覗いていたそうです。
言い忘れましたが、その地方は青森の方でした。
まさに雪国で、サンタクロースには打って付け
だったのです。
その男の人はマタギのお爺さんと
住んでいましたが、お爺さんは、新聞も読めな
い文盲でしたので、
サンタクロースの事も知りませんでした。
それで、家の前で、ウロウロしてる
男はてっきり泥棒と思い、威嚇するつもりで、
持っていた、猟銃を少し男の上へ狙いを付け、
そしたら、運の悪い事に、お爺さんの犬が突然
お爺さんの身体に飛びつきました。
ですから、本来なら当たる事は無かったのですが、
狙いが外れその瞬間に撃ってしまいました。
ところが、信じられないのは
その弾が、男の人に当たってしまいました。
即死は免れたのですが、
7日くらいして、亡くなったそうです。
その事が新聞に掲載されたのを漱石が
読んだんですね。彼は大変、心を痛め、私が投
稿しなければ、あたら命を落とす事もないのに
と、悩んでいました。これに心配した、新聞社
の人が漱石に相談して、
まず泥棒と間違わない服装を考えたそうです。
それが、現在の赤いサンタの服装になったそうです。
筆者より、これは与太話です。