68件のひとこと日記があります。
2021/05/28 17:32
ダービー予想(その7)?100回投稿
ルメールが
サトノレイナスでの出走を決めた理由に
「今年の牡馬は負かせる程度のレベル」
といった主旨の発言をしたかのように報道されているが
それは間違った感覚ではないのだと思う。まあ今日本で一番いい馬が入ってきていて、エージェントも馬のアサインメントにおいて相当研究していて、関係者の談話もワンサカ入ってきている中なので・・・
ただ、ここで注意しなければならないのは・・・
★毎年10,000頭超える種付けが、一定の配合研究と選別をされている中で
その上位20頭に大きなブレは発生しにくい
★それは毎年の人間のインターハイのレベル(タイム)が大きくぶれないことと
似ている
★ただし、「図抜けたスーパースターが数人いるかいないか?」という意味でいうと
いないだけなのかもしれないが、全体の水準が「著しく低い」ということには
ならないと思っている
★そして何より重要なのは、所詮、皐月賞までは2000メートルが上限のレースで
しかなくて、2000と2400とでは「まるっきり要求される資質が違う」という
こともあって、レベルが低いのか高いのか?はダービーが終わってみないと何とも
言えない部分がある
ということなのだ・・・
そういう意味でルメールの言うところは「スーパースター不在」という意味では、
そのとおりなんだと思う。
そういうことを意識しながら、70%のダービー1?3着が出現しているという
2歳の22レースを振り返ってみたい・・・
8月札幌コスモス賞1800
関係ない。ダービーコースでも皐月賞コースでもないし、デビューしたばかりなのに
素質馬を続けて使いたくないのが常
メンバーも道営の入着賞金欲しさの馬がワンサカ
勝ったウインアグライアのそのあとからも無関係
9月新潟2歳ステークス1600
平坦のスピード優先レース。こんなの早熟のスプリンターが「あわよくば狙い」の
出走もあって、ここで勝ちに行こうとすることはクラシックに百害あって一利なし
9月札幌2歳ステークス
結果ソダシが桜花賞勝って、二着のユーバーレーベンがオークス制したので、
決して出世街道ではないとは言わないが、やっぱり初戦勝ってからの間隔をふまえる
と、ここで勝ちに行くための仕上げがダービーにいいかどうかは微妙。
小回りで早めまくりをしないとならないことも難あり
実際ソダシはぼろ負けしているし(オークス)。ユーバーレーベンは、前に行かず
に「まくり」つまり「追い込み」の形での好走であったことがひとつの答えか?
9月中山アスター賞1600
超ウルトラ高速馬場の9月中山マイル
まあ、ここを使っていいことは何もないね。勝ちにいかずに構えて勝てるなら
賞金稼ぎに悪くはないと思うけど・・・
過去10年だと、ここで届かなかった二着のオルフェーヴルが三冠ホースだね
10月芙蓉ステークス中山2000
これは一定の意味はあると思う
何しろ高速ターフは収まっているころだし(一か月使って)、距離2000もいい
し、何より皐月賞コースだからね
数年前にここで好走した馬が皐月で大穴開けた実績もある。
新馬を6,7月に使って勝った後だからローテ的にも悪くないしオープン賞金は
今後のためにも魅力
そういう意味でここをちぎって勝ったランドオブリバティは父ディープインパクト
でもあり、がぜんクラシック候補だったんだろうね。
ご存じのとおり三浦を振り落としたお行儀の悪さも手伝って出世できなかった
けど、まあ「素質はありあり」だけど「性格的にダメ」ってことだったんだろうね
さてここまでスターは不在だね・・・