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2025/07/10 19:16

1歳馬の馬体の注目ポイント

1番重要視すべき点は首差し、キ甲から背中のトップライン、脚。


【首差し】
首差しの長さは胴の長さとのバランスが大事。太すぎても細すぎてもダメ。効率よく力を伝えるためにはバランスが重要になってくる。

【キ甲と背中】
まずキ甲は位置が重要で肩よりも低い位置にあると良い。肩よりも高い位置にあると肩の角度が狭まり、前肢の可動域にも影響してしまう。
そして背中はキ甲と背中の長さのバランスが重要になる。だいたい1:1ぐらいの割合が良い。
これは力の伝達の効率に繋がってくる。馬は後躯からの推進力を背中を通して前に伝えている。
これには腹の長さも関係してくるが、この時背中は腹の3分の1程度の長さが好ましい。

【脚】
脚は骨格が大事で、凹膝や窄膝など怪我に繋がりやすい骨格がある。
なので脚の形を見て判断するのはとても重要。
良い脚というのは、管囲があり腱が浮き出て見えて艶のある脚が良い。
前肢の管は前腕よりも短めの方が良く、後肢は膝下が長い方が良い。
特に後肢の飛節は角度に注意すべき。直飛過ぎず曲飛過ぎずが好ましい。

※他にもX脚やオフセット二ー、外向、内向などがあるが、歩様を見る時に注意すべき点なのでここでは触れません。


写真は1歳時のドゥラメンテ

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    2025/07/11 20:17 ブロック