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2021/10/19 21:12

ウマの個性心理学〜黄金の不沈艦編〜

太陽は昇り沈み、また昇る。月は満ちて欠け、また満ちる。
この世の現象にはその現象ごとに一定のリズムが存在すると言える。

人間の脳波においても同様らしい。
産道をくぐり抜け、この世で息をし始めたその瞬間から、脳は一定の波長を刻み始めるそうだ。
この脳波が、基本的な思考回路…つまり、個性・性格となる。

親と子、またはきょうだいと云えど、全く同じ思考・個性を持ち合わせるなんてことはほぼ無いだろう。
もともと特別なオンリーワンという訳である。

己を知り、相手の特徴を掴めば、より効率的なコミュニケーションの他、自己管理が可能になる訳である。
同じ映像を視聴し、感想を募れば十人十色の回答。
個性によって、響きやすい内容や表現はまるで異なるし、またその伝達・文法も異なる。

さて、これはもしや馬にとっても当てはまるのでは?
生年月日、出来れば出生時間を知りたいが…生年月日だけでも性格や相性、運勢的なものも大まかであるが診断出来る。

診断のトップバッターは先日の日記の主役、ゴールドシップ号。

破天荒な芦毛の二冠馬の基本性格診断結果はこんな結果だった。

・社交的な状態を意識する、コミュニケーションを大切にし、基本的に気さくに付き合えるタイプ。
・話をするときは相手の目をしっかり見る、相手の身なりをてっぺんからつま先まで、表情の一つ一つ、言葉遣いを細かく観察する。
・年上や先輩から可愛がられる。
・物事に取り掛かるにはきちんと納得できる理由が必要。
・自分の世界を明確にもっている。
・無駄と思うことはやりたくない、効率よく行動したがる。
・率先して前に行くよりも、全体が見える位置を好みやすい。


故岡田総帥が2016年の阪神大賞典スペシャルトークゴールドシップを評していた動画を以前視聴したことがある。
岡田総帥の言を抜粋させて頂くと下記の通りであった。

『相当感性のいい馬。なかなか目のいい馬』
『神経質で状況判断を過敏にする』
『性格が悪くて獰猛ではない。周りに観察力が強すぎる』
『悪いことをしていないのに怒ってみたり、いじめたりすると、悪い馬、癖馬になる可能性があるが、ちゃんと理解して対応すればむちゃくちゃ利口な馬』

岡田総帥…素晴らしき相馬眼で御座います。


さて運勢的なものであるが、2021年のキーワードは『発芽期』であった。
これまで準備してきた物事が動き始め、芽を出し始めている。産駒初G1制覇達成はまさにその流れを汲んでいる。


試しに彼が2015年にG1で勝ち星を挙げた日と敗けた日をひとつずつ調べてみた。
まず勝ち星の日、天皇賞・春
「良いも悪いも双方突き抜ける」「どん底も奇跡の逆転もどちらも起こり得る」「人の言うことに耳を傾けた方が良い」であった。

あの勝利はゴールドシップの実力があったから成し遂げられたものであるが、横山典弘騎手がその手腕でゴールドシップを正しく導いた、まさに人馬一体のレースであったから勝利出来たのである。



敗けた日、宝塚記念。
「何事にも詰めは大事。詰めをしくじれば全てが台無し」「詰めをしっかり行えば最高の結果が出せる」

負け惜しみであるが、例のトラブルが無ければ、三連覇…いけたのでは……三連覇の夢と偉業は産駒達に託すことにしよう。


以上を鑑みた結果、馬にもこの診断は有効かもしれない。

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