75件のひとこと日記があります。
2022/09/10 21:24
彼は彼であるが故に
私はゴールドシップの現役時代を知らない。
リアルタイムで見た事は無く、公式のレース動画や、当時撮影された画像を眺めるのみである。
種牡馬入りしてからの真っ白な馬体、穏やかな表情、ピンク色の鼻先、クリックリの黒い瞳…私が「ゴールドシップ」とイメージした時の姿はやはりこっちの方が強い。
先日、とある方の2016年初頭のブログ記事を見つけた。
ゴールドシップは引退したが、メディアでは未だ目立つ存在であること、その血に秘められた歴史を知り、これからターフに降り立つ彼の子ども達を尚のこと応援したくなったこと、そしてこれ迄知っていたゴールドシップは、本当のゴールドシップではなかった、凶暴で我がままな馬だと思っていたが、頭が良く本来は優しい馬なのだろう、といった内容が綴られていた。
現役時代の振る舞いだけで彼を頭のおかしい馬、凶暴なステイ産駒と決めつけ、子供達も同じだと茶化す輩は沢山いる。
そういう発言を目にすると正直厭な気分になる事が増えたが、それだけでは無い彼を理解っている人は、きっと沢山いるのだ、と6年も前の記事なのにホッコリした次第である。
彼は彼であるが故に、良くも悪くも目立って人を惹きつけるんだろうなぁ。