キセキノテイオー、種牡馬入り発表

ホッカイドウ競馬岡島厩舎所属のキセキノテイオー（牡：９）が３月限りで競走馬登録を抹消し、遊馬ランドグラスホッパーにて種牡馬入りの準備を進めることを発表した。
２１，２２年度にて数度出走していずれも掲示板入りを果たせずにいたが、陣営側に強力な出資者が出現したことで資金面及び施設面、そして配合相手と種牡馬入りのハードルを３つクリアーし、種牡馬登録へ踏み切る決定を下せたことで、バイアリーターク系３頭目の種牡馬の誕生と相成った。
種牡馬として決定づけた大口パトロンを引き受けた、経済学者にして大物ユウチューバーのコメントでは「母馬が水害から帰還した奇跡と、１年ぶり有馬記念制覇という偉業を成し遂げた父馬最後、それも季節外れの誕生という、いくつもの常識を覆した存在の、その生存運に大いなるリスペクトを感じた。競走能力皆無であっても、子供が名馬になるパターンなら歴史上何度も存在した。乗馬クラブでありながらサラブレッド生産に挑戦し、競走馬としてデビューさせた行動こそ、競馬会に新しい風を吹かせるだろう」と述べ、心意気を力強く語った。

もしもこのままスムーズに事が運べば、乗馬クラブ生産サラブレッドとして初の競走馬用種牡馬の誕生になるという、初物尽くしであるが、４月１日投稿を最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございました。