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2024/07/13 00:29
感無量
全馬中3位という瞬間最大風速。水曜日門別第4レースのことだった。
父のデビュー時と、注目度に差が出た感じなのは、父の時には他にトウカイテイオー産駒がまだJRAでも走っていて、それらのどれか、あるいはどれもが種牡馬になるとさえ思ってたことも当時としてはあったので、こういう現実になるとは思わなかった。
だからって現状に悲観することは無いわけで、こうして生まれてレースに参加出来たいきさつを思うと、結果が全てで、それを残せなかった、勝ち負けに参加できんかったから不要、と言い切ることがおこがましくなってくるくらいの奇跡の連続であり、あの塩村議員のご親族による搾取により廃止された競馬場に置き去りにされる所だったことを思えば、たとえリザルトがタイムオーバーの瀬戸際であっても、たとえばこのデビューの早さは有難い限り、以前の、射幸心をあてにしないと生き残れない動物からの進化、我輩にはそう見えた。
その証拠に、能力試験の結果に似合わぬ単勝倍率である。ハルウララのあるレースでも見られた現象ながら、見返りを求めぬ動きの一種に見えて、こういうのを利用して儲けようとか言う卑しき利害が弱くなる場面ともいえる。
そもそもこの奇蹄目自体、交通手段としても農耕手段としても現在には通用しなくなって、意識的に残存させるのに賭博だけではいずれ破綻しちまいそうでね。
ビジネスモデルの変化、父馬のオーナーさんがウマフリってサイトで書いてたけれど、こうして地方の新馬戦が注目されたのは喜ばしい話だと思われる。競馬が好きなうち、だけど。