ダービー馬シャフリヤールが復権へ順調　presents by　木元貴章

ダービー馬シャフリヤールが復権へ順調　presents by　木元貴章

2021年のダービー馬シャフリヤール(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)が順調だ。2日には芝で5ハロン66秒1―12秒2で軽快に動いた。全休日明けのこの日も角馬場で入念に運動。藤原助手は「ここまでは順調。フレッシュでいい状態です」と目を細めた。3月のドバイ・シーマクラシック5着以来となるが、シャープな体つきで仕上がりの良さを感じさせる。

　今回は初の札幌コースで横山武史騎手＝美浦・鈴木伸尋厩舎＝とのコンビでの出走となる。「洋芝も合いそうに感じるし、乗りやすい馬だから初騎乗でも心配ない」と同助手は自信を示した。好メンバーがそろう札幌記念でも主役級の一頭。5歳を迎えて完成期に入ったシャフリヤールがどんな競馬をするのか、ファンの注目が集まる。