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2024/05/05 19:31
米国 ケンタッキーダービー 回顧
海外レースを回顧してもあまり役に立たないかもだが、きちんと見ておこう。前日は不良馬場で当日は良馬場、直近のレースで差しがある程度決まっていたようなので、ある程度は回復していた感じで、前に行った馬にアドバンテージがあったワケではなさそうだ。最内の逃げ馬ドーノックは逃げれなかったのが敗因。そもそも今まで逃げてきたのは気性的な問題があるのかも知れない。追い込み馬のシエラレオーネとキャッチングフリーダムが内枠で競馬しづらいと思っていたが共に掲示板に載ったので、どちらかというと差し追い込みが有利な馬場に変化していたということだろう。1桁馬番の先行馬はほぼ沈んでしまった。特にジャストアタッチは最下位、そもそも勝負がかりがコックス2騎のキャッチングフリーダムだったのかも知れない。単騎逃げで勝ち上がってきたエンシーノをコックス厩舎が回避させた時点で差し有利と気づくべきレースだった。その割には1番人気のフィアーネスは豪快に沈んでいったが、やはりこの馬は気分屋、というか、自身があまりにタフだと感じると競馬を止めてしまうような馬かも知れない。また、調子が完調にないという情報も流れていた。勝馬ミスティックダンは終始インペタを徹底して経済コースを周回しての勝ちで、枠に恵まれた印象。日本馬は差し有利の展開で競馬がしやすい枠だったということが大きいが、実質強い競馬をしたのはフォーエバーマークだったと思う。直線に入るまではたぶん隣枠のトラックスティールだと思うが随分と接触されていたし、下がってきたフィアーネスを避けたり、直線ではシエラレオーネから執拗に馬体を併せられ接触していた。このあたりは遠征組が洗礼を受けている風に見えたが・・。こういう不利がなければ勝っていた、とまでは言わないが、矢作調教師や坂井ジョッキーの悲壮感があまりに強いのは、そこらへんが原因かなと感じてしまった。スタートで煽って出遅れたテーオーパスワードが掲示板に届いた。強い馬ということを再認識したが、若干気性面の不安があるのかも、ということを覚えておきたい。