162件のひとこと日記があります。
2024/05/09 18:56
京王杯スプリングカップ 覚書
難解レース。天気予報は晴れで恐らくイン前有利。昨年は2桁枠順5頭が掲示板を占め、追い込んだレッドモンレーヴが勝ち、2着がウインマーベルという結果で、真逆の結果になっている。昨年はイン前ではなかったのかと疑いたくなるがイン前優勢だったと思う、ただ重馬場でキレキレのスピード馬が先行して残るには厳しい馬場だったと想像できる。昨年の同レースは内枠には実績が劣る人気薄が多く、外枠に実績馬が割と集中、最内のダノンが1番人気だったということからもやはりインは買える馬場だったんだろう。ダノンはトモ不安があってアッサリ沈んだが。前を主張する強い馬がおらず、スタミナ優位の先行馬が粘るスローな展開をレッドモンレーヴが外から力でねじ伏せた感じだ。2桁馬番が掲示板だった結果だけ見ると誤解してしまうが重馬場でキレが封じられるもののイン前が優勢の馬場だったと理解すべきだ。ウインマーベルは小雨でイン前有利の阪急杯を最内枠での勝利、コース替わりで前残り傾向だった阪神Cは4番枠からの勝利、そもそもアイルハヴアナザー産駒なので、同産駒アナザートゥルースやオメガレインボー的なイメージがあって、決してキレキレタイプではない。また母父フジキセキであり、血統的判断では重めの馬場で内枠からの前粘りが得意な馬、と見ている。阪神で2連勝しているが果たして東京ではどうだろう。昨年の結果からレッドモンレーヴはかなり強いと感じたからどちらかといえばこっち。ただイン前馬場想定だと2戦連続出遅れている馬を軸とするのも悩ましい。トウシンマカオも200m距離延長だと相当アヤシイ。となると、今年は人気薄から買うべきか。今回の注目点は2つ。まず府中1400特注血統のロードカナロア産駒ダノンスコーピオンが福永厩舎に転厩して初出走ということ。いつの頃からか坂路とプールを主体とする調教になり右トモ不安をずっと抱えていた馬だが、今回はCW調教が施されている。一戦様子見したいがヒモでは押さえたい。特別登録時に騎手未定だった3騎アネゴハダ、ダディーズビビッド、プルパレイは恐らく、三浦騎手獲得合戦に関係する馬だったものと邪推、調教内容からもアネゴハダは勝負がかりと見ている。しかし、ロードカナロア産駒が多く参戦し自身の斤量増など結構厳しめだと思う。非カナロアだとむしろ、アネゴハダを負かせているバルサムノートの方が買える気がする。