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2024/06/05 15:18
大井 東京ダービー 覚書3
調教内容を確認。特に勝負がかりに見える馬は見当たらず。サリエラと併走先着した前走がメイチかと思わせるサトノエピックは今回併走先着はしていない。そもそもこの馬はアマンテビアンコ回避により繰り上がり出走が決まった馬だろうから、予め東京ダービーを目標に据えていたかといえばなかなかアヤシイ。白砂対応という点では芝ダート兼用的血統の馬でなかなかアヤシイ。中央馬の中で最も危険視しているのはハビレだが、その次に危険視しているのはサトノエピックだ。坂井騎手「今年のダービーと名のつくレースは全獲りするつもり」的コメントを結構信頼しており、結局日本ダービーのシンエンペラーを対抗評価にできたが、アンモシエラもこのコメントは結構重きを置いている。ただ、有力馬の調教の中では最も危険なニオイがする。この馬は手前替えが下手なところがある。それでいてこの成績を維持しているのは強さの証とも言えるが、結局今回の調教でも手前を替えることができていなかった。という訳で調教を精査した感じでは、人気でもラムジェットが無難かなと。地方馬では、マコトロクサノホコ追走先着のフロインフォッサル、ムットクルフェ併走同入のイモノソーダワリデがいい調教という印象だったが、まあこの2頭は今回馬券には入れないだろう。今年の交流競走で中央馬3頭で決まったレースはまだ無かった筈。このレースで中央3騎馬券になる確率は結構高いと思うが、まあ、この3頭三連複馬券を保険として購入して、やはり狙いどころのシシュフォスと心中するつもりである。白砂入れ替えから大井2000交流競走は3回目だと思うが、一応ウシュバテソーロ以外は前粘り競馬をしている馬が馬券になっている。また、短距離路線では交流競走で勝ち切れなかったイグナイターが白砂になってG1を勝ち切ったことも心に残っており、中央馬3強決着で盤石、ということは無いと思っている。ユニコーンSは、強いと思われていた先行馬がいいところなく沈み差し追い込みに展開が向いた上、コース形状上スタート時点で内枠を引いている馬が有利となったレースである。ラムジェットは京都のコーナーで押し上げることができたが、大井となるとコーナーがかなりきつくなるし、砂厚は深くなり、白砂だ。向こう正面でだいぶ位置を上げて早仕掛けで前を捉える競馬をすると予想できるが、初物づくしのここでイケずの癖馬の絶対視は危険な気がするな。