162件のひとこと日記があります。
2024/04/21 20:11
映画と競馬
昨日、今年の米アカデミー賞作品賞を受賞した『オッペンハイマー』を観に行って参りました。噂通り登場人物が多くて、ちょっと分かりづらかったかも…。大体のことは分かりますが、人物たちの嵌めた嵌められたみたいな細い部分が分からなく、今何が問題で衝突してるんだっけ?みたいになってしまいました。こういったところを理解できれば、かなりサスペンスフル且つスリリングでもっと面白く観られたと思います。良くも悪くも話のテンポが早いので、終始何とか作品に喰らえつくような感じでした。なので、これから観る方は、ウィキペディアか何かで、オッペンハイマー氏の人生、仕事について軽く一読してから観た方が良いと思います。やはり被爆国の人間として本作を観ると、オッペンハイマー氏に対して許し難い感情が湧いてきました。そして「ああ、自分はやっぱり日本人なんだ」と、妙に実感してしまいました。
競馬と映画は縁があり、映画にちなんだ馬名もちょいちょい見られます。メジロマックイーン、マヤノトップガン、スピルバーグ、スクリーンヒーローなどなど。そして今日おや?と、思ったのが、フェリーニという馬。3歳馬で川田さんを背に走ってました。フェリーニと言ったらフェデリコ・フェリーニでしょう。映画史に残るイタリアの大監督。彼の作品『道』は名作中の名作!随分偉大な名前を付けられてしまったなと、競走馬フェリーニにエールを送りました。
その昔、日本の映画会社大映の社長永田雅一氏は馬主活動もされていて、幻の三冠馬と言われた名馬トキノミノルの馬主でした。トキノミノルは皐月賞、ダービーを勝った後、急逝。永田氏は愛馬の死を悼み、鶴の一声でトキノミノルをモデルにした映画『幻の馬』を製作しました。主演は若尾文子。当時現役の騎手と調教師も出演し、そのぎこちない演技も見所です。クライマックスのダービーのシーンは、JRA全面協力だけあって、普段は見られない角度からの映像もあり、迫力満点の圧巻のレースシーンになってます!競馬ファンにオススメの映画。しかし『幻の馬』はかなりマニアックな映画なのでなかなか観る機会が無いかもしれません。ちなみに私はアマゾンでDVDを買って観ました。
と、今回は映画と競馬についてちょっと語ってみました。
-
ちめさん
とらじろうさん、コメントありがとうございます!
ライド・ライク・ア・ガール、知りませんでした。今予告編をチラッと見ました。おもしろそう!情報ありがとうございます -
とらじろうさん
ライド・ライク・ア・ガールという映画も好きです
-
夢見る万馬券さんがいいね!と言っています。
-
とらじろうさんがいいね!と言っています。
-
秦キュン☆さんがいいね!と言っています。
-
ちめさん
バンバ・ラルさん、コメントありがとうございます!
グリーンチャンネルって映画もやってるんですね。無料放送の時しか見られないのですが、ドバイや凱旋門賞などビッグレースを無料放送してくれるので、大好きでです、グリーンチャンネル(笑)
『セクレタリアト』はまだ未見です。是非観たいです!ダイアン・レイン、大好きだし。ダイアン・レインは昔から私にとって憧れのお姉さんです。あんな風に素敵に歳を重ねられたらと思いますね -
オレンジさんがいいね!と言っています。
-
バンバ・ラルさん
「オッペンハイマー」ですか〜、原爆に関する考えは日米ではもの凄い違いがありますよね。私は最近、難しそうな映画は観るのがしんどくなってしまいました。観てるだけでもリスペクトです。「幻の馬」はずいぶん前にグリチャで放映されたことがあって録画しました。一緒に「花の大障害」も放映されてました。競馬に関する映画は結構ありますが私が一番好きなのは「セクレタリアト」です。ダイアン・レインが主役でメチャメチャ良いですよ。おススメです。
-
バンバ・ラルさんがいいね!と言っています。
-
ちめさん
アヴェノチャンスさん、コメントありがとうございます!
『オッペンハイマー』は人物が多くて、その肩書だったり、所属している組織が様々で、それを頭に入れるのが難しかったです。あれ、この人誰だったっけ?どこの人?どういう立場の人?みたいになってしまって話自体はオッペンハイマー氏の半生なので難しいことはないはずなんですが…。
『幻の馬』は分かりやすいですよ!(笑)児童映画のような作品で、子供にもオススメできます。競走馬を生産し、育てる過程なんかも少し分かって面白いし、ええ、本当?みたいなツッコミを入れたくなるようなシーンもあって面白いですよ。
そう、そしてまだ初々しい若尾文子がもう可愛くて可愛くて!映画『幻の馬』、頭の片隅に入れていただいて、いつか観ていただければ幸いです