194件のひとこと日記があります。
2025/08/26 20:26
映画『雪風』
先日戦争映画『雪風』を観てきました。
名作!傑作!面白い!と言うような映画ではありませんが、ちょっと新しさを感じる戦争映画でした。
最後、駆逐艦雪風の生き残りの、雪風で一緒に戦い亡くなった戦友たちに向けてのナレーションが流れます。
「日本は大丈夫です」
1970年の大阪万博の映像を背景にこの台詞が流れるのですが、この台詞の裏側から、再び大阪万博が開催された2025年を生きる我々に対して、
「雪風の兵隊たちに、日本は大丈夫ですと、胸を張って言えますか?」
と言う問いかけが聞こえてくるようでした。
私には『雪風』は過去の戦争を描いた映画ではなく、未来に起こり得る戦争を見つめた映画に感じました。そこに戦争映画の新しい切り口を見た気がしました。
最近の戦争映画にありがちな、家族のお涙頂戴や、ヘンにしゃしゃり出る女も無く、良かったです。それが功を奏してか、静かな悲しみがありました。
主演の竹野内豊をはじめ、出演者たちの抑えた演技も良かったと思います。
「日本は大丈夫ですか?」
意外と考えさせられる戦争映画でした。
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ちめさん
UENKINGさん、コメントありがとうございます!
『あの花が咲く丘で〜』は未見ですが、予告編で、これは号泣モノだろうと思いました。
『雪風』は号泣モノではなく、ポロッと涙が落ちる感じでした。地味なタッチの戦争映画ですが、小道具の使い方など上手く、伏線もさり気なく、何よりも説教臭さが無いのが好感持てました -
UENKINGさん
私は映画
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
を観て号泣し、平和な日本であることに深く感謝しました。
こちらも戦争映画ということなので、観たいと思います。 -
ちめさん
夢見る万馬券さん、コメントありがとうございます!
チョコクロワッサン、パリパリで美味しかったです -
夢見る万馬券さん
(^q^)
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夢見る万馬券さんがいいね!と言っています。
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ちめさん
アヴェノチャンスさん、コメントありがとうございます!
戦後80年、雪風の生存者も100歳前後。あの戦争が遠くなればなるほど、新たな戦争が近づいてくるような不安に襲われます。映画『雪風』はきな臭くなってきている日本に、静かに警鐘を鳴らしているように感じました。
駆逐艦雪風は、海に投げ出された兵隊たちを助けるのが主な任務だったようですよ。 -
アヴェノチャンスさん
こんばんは!
今考えたら不思議な話しがありました。
20年ほど前の秋、私の父親が旅先で倒れて病院に入院したのですが、その時に同じような状況で入院していた老夫婦がいて、その御主人が昔々、海軍の船乗りで戦時中に乗っていた船が、確か「ゆきかぜ」と言っていたような?
かなり前の出来事なので記憶もあやふやですが、何かしら不思議な縁を感じました -
アヴェノチャンスさんがいいね!と言っています。
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ちめさん
べっちょさん、コメントありがとうございます!
映画の作り手も大丈夫じゃなくなってきている今の日本を危惧して、本作を作ってるように感じました。 -
べっちょさんがファイト!と言っています。