206件のひとこと日記があります。
2025/11/19 21:05
映画『KILL 超覚醒』
インドのバイオレンスアクションムービーです。
長距離列車に乗った主人公の男が列車強盗に遭う話です。その列車には主人公の恋人とその家族も乗っていて、強盗団に命を狙われます。軍人である男は、恋人とその家族を守るため、40人くらいいる強盗団と戦うのですが、そのアクションシーンがスゴイッ!狭い列車内での、迫力と緊張のシーンがこれでもかってくらいに繰り広げられてます。緩急のある展開で、正にアップダウンの激しいジェットコースターのような映画です。
しかしこの映画、ただのアトラクションムービーではありません。愛のために鬼となる主人公の姿が、深いテーマを語ってます。愛する人が殺される姿を見て、男は、ちょっとこちらが引いてしまうほど、残酷に強盗団たちを殺していきます。強い愛が男を鬼にする…。タイトルにある超覚醒とは、おそらく男の中の鬼(悪)が目覚めるということだと思います。このテーマはハリウッド映画の『ダーク・ナイト』に通じるものがあります。
思うのです。愛が無くなれば、戦いも無くなると。人は国を愛する気持ちや、神を愛する気持ちから戦争を起こします。母親は愛する我が子を守る為に、子供に危害を与える者と戦います。愛が無ければ戦いも起こらない。でもその代わり、この世は何とも味気無い世界になってしまうでしょう。
愛は温かいものでありますが、恐ろしいものでもあると思います。本作はその愛のバイオレンスな面を描いてます。そこに一番共感しました。
「愛は地球を救う」と叫んでるような、どこかの薄っぺらいテレビ局の人に観てもらいたい映画です(笑)
「愛は地球を滅ぼす」…それくらい激しく、恐ろしいものでもあるのです、愛は。
※本作はかなり刺激の強いバイオレンスシーンが多いので、覚悟して観た方が良いと思います。
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ちめさん
バンバ・ラルさん、コメントありがとうございます!
笑いました
随分前の悲しくしんどいことが、私をこんなひねくれた愛を語らせてます
ちなみに、そんな生きるのがしんどかった私を救ってくれたのは、最強三冠馬ディープインパクトでしたディープインパクトは私のヒーローです
って、それくらい昔の話です(笑) -
ちめさん
オれんジさん、コメントありがとうございます!
愛する者が殺されたからって、ここまでやるか!?と思うくらいのバイオレンスです(笑)強盗団もファミリーですから、主人公に愛する家族を残酷に殺されるわけです。元々は強盗団が悪いのですが、主人公の行動がそれを越える悪行に見えてくるのです。こういったところもすごく考えさせられました
クリスピー・クリーム・ドーナツ、初体験でした!美味しかったです!チネチッタ側の駅内にあります…知ってるかな? -
ちめさん
リッツラゴーさん、コメントありがとうございます!
インド映画は長いイメージですよね。でも本作は約2時間程、長くないです!だから観ました(笑)
『ブルーボーイ事件』、気になります。内容に興味ありです -
ちめさん
ささブライアンさん、コメントありがとうございます!
マサラムービー、流行りましたのね。インドと言えばマサラムービー。でも本作はダークでバイオレンス。新しいインド映画といった感じでした。あんな狭い列車内でのアクションシーンは、カメラワークの技術の高さも感じました。アクション映画お好きなら、オススメですよ -
ちめさん
夢見る万馬券さん、コメントありがとうございます!
本作は男性向きの映画かもしれません。とにかく目まぐるしいくらいのアクションシーンがスゴイです -
ちめさん
べっちょさん、コメントありがとうございます!
異色のインド映画といった感じでしたが、本作を皮切りにインド映画のジャンルが広がるのではないかという期待が持てました。今のハリウッド映画より勢いと元気があるように感じます -
バンバ・ラルさん
北斗の拳の聖帝サウザーみたいな事を仰ってますが何か哀しい事でもございましたか?それともアタマに来ることでも?そんな時は「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」と叫びましょう(笑)
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バンバ・ラルさんがいいね!と言っています。
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隆一キュン☆さんがいいね!と言っています。
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オれんジさん
ちめさんの映画解説が本当にわかりやすくて観てみたい!という気持ちになりますね〜
最近忙しいので映画館に行けず。チネチッタはすいていて快適なので行こうかな(*´∀`)
クリスピークリームドーナツですね美味しそう


