プリンスベジータ、阿寒湖特別に出走

プリンスベジータ
馬主:ChaCha

13S/8月4週パール
阿寒湖特別
4-4 プリンスベジータ(牡3)
520kg 1番人気
・2.39.0
結果:1着
―第45話、ゴールデンコンビ?―

ユウナちゃん(リス)
「あー…、やっとわたしの出番だわー…

っていうかベジータ、レースに出るの少ないじゃん

わたし、退屈で死にそうだよー」

プリンスベジータ
「ワガママ言うな俺だってもっとレースに出たいんだ」

ユウナちゃん
「ベジータって弱いからレースに出してもらえないんじゃないの?

あっ、瞳ちゃんだ
瞳ちゃんこっちだよ?」


星川瞳騎手
「ベジータ君!久しぶり?ユウナちゃんも元気そうだね?

前のレースは乗れなくて悪いね?アタシも重賞勝てるチャンスを逃したくなかったからね?

ところで、砂ちゃん(砂田騎手)とは上手くいった?」

プリンスベジータ
「オレと砂田さんとはまあまあだったな。」

ユウナちゃん
「でも、中途半端な騎乗したからクビにされたよわたしも砂田さんのことが嫌いだから良かったんだけどね

だから、瞳ちゃんのところにまた騎手依頼が来たと言うわけ」

プリンスベジータ
「別にオレは砂田さんとのコンビでも良かったんだけどな」

星川瞳騎手
「ふーんそうなのー

まあ、またベジータ君と一緒になったことだし、また一緒に頑張っていこうか」

プリンスベジータ
「オレはアンタと一緒にレースはしたく無いんだけどな」

星川瞳騎手
「アラ何か言ったかしら?」

プリンスベジータ
「イタタタタタ俺のたてがみを何度も引っ張らないでくれ」

ユウナちゃん
「まったく…、ベジータって女の子の気持ちをわかってないよね?」



そして…。



星川瞳騎手
「やった?アタシの勝ちぃ?

もしかしたら、アタシとベジータ君のコンビってイケてるかも」

ユウナちゃん
「へぇ?、やるじゃんベジータ

アンタとしては頑張ったよね」

プリンスベジータ
「ふん、当然だ俺ならこんな所で負けられないからな」

ユウナちゃん
「というわりには、負けそうだったじゃん

負けそうだったんだから、デカイ口叩くなんてサイテーだよ?」

プリンスベジータ
「お前みたいなクソ生意気なリスだけは言われたくない

っていうか、レース中に『もういやだ?レースやめたいよ?』なんかいうなよ」

ユウナちゃん
「だって、ベジータって乱暴な走りしかしないんだもんわたしむち打ちになっちゃいそうだもん

レディには優しくするのがジェントルマンでしょうが」

プリンスベジータ
「そんなもん、レース中に考えることができるか

はっきり言って、お前といるとレースに集中できないだから、もうオレと一緒になるなよ」

ユウナちゃん
「ふん!アンタなんか誰と一緒になるもんですか!

アンタとはもう絶交よ!!」

星川瞳騎手
「…ベジータ君とユウナちゃんの仲って最悪だね…

ダメだこりゃ」