競輪
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2012/05/20 13:11
One for Rose
ため息が出るほどの美しさ、なんとバランスの良い血統表でしょうか？
中山牝馬Ｓ２連覇のレディーアルバローザ、そしてオークスに出走するキャトルフィーユの母、ワンフォーローズです。
ウワサに違わぬ繁殖牝馬です。
美しいバランス、偏りがない、そんなに強いクロスがなく、つまり、どんな配合相手にも合いそうな血統表と言えると思います。
４代まではクロスがありません。これも美しい原因のひとつでしょう。
主なクロスはAmbiorix(緑),Ribot(紫白抜),Spy Song(薄い水色),そしてUmidwar(黄緑)。アフリカの快速牝馬・Ugandaの子供です。
貴重で珍しいクロスの持ち主です。
主流血脈のNearco(オレンジ青字)は影をひそめ、控えめに散らばっています。
しかしNearcoは、Black Toney(濃青白抜)、Djebel〜Tourbillon(紫系)、War Admiral〜Man o'War(グレー系)らとともにスピードを落とさないように６・７代でクロスしています。
そして、極めつけ.
何と言ってもこのワンフォーローズ、両親がそれぞれで名牝３本クロスを中枢部に持っていることです。
●父・Tejano Runは、La Troienneの６×７・７。(青〇・赤白抜)
La Troienneはブサックの生産で、Caerleon、Easy Goer、Woodman、Backpasserの母系祖です。
●母・Saucyladygaylord、Lavendula５・６×７(赤〇・ピンク) と、Plucky Liege６・６×７(緑〇・オレンジ)。
Lavendulaは血統表のとおり、Turn-to、My Babu、Ambiorixの母系祖。
Plucky Liegeは４兄弟・Sir Gallahad・Bull Dog・Admiral Drake・Bois Rousselの母です。
この３頭の名牝の３本クロスが基盤となり、これまた名牝となる素質を持っています。
まさにどの名馬にも合いそうな、美しいサラブレッド牝馬です。
希望と祈りは美しき光の柱となりて、灰色の雲を突き抜けんことを。
- バラン
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- ワンフォーローズ
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- Tejano Run
- Caerleon
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- Saucyladygaylord
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