31件のひとこと日記があります。
2012/04/25 20:01
天皇賞 注目馬
オルフェーヴル
前走阪神大賞典では逸走しながらもそこから盛り返し、1着ギュスターヴクラ
イへ半馬身差にまで迫ったあの脚は正に【別格】と呼ぶに相応しいパフォーマ
ンスだったと言える。ポイントは天皇賞の流れに耐えられるかどうかの
み。枠順が外になり馬群に入れる事が困難な場合は追走に苦しむ事になるかも
知れないが、力は疑いようのない評価
ナムラクレセント
前回の阪神大賞典ではオルフェーヴルに火をつけるきっかけとなった捲りを披
露。かかり癖もあるが、長距離なら一旦流れに乗ってしまえば止まらない強さ
も秘めている。課題は折り合いと年齢的な問題のみか。昨年3着一昨年4着と
相性の良い天皇賞で、今回も馬券内は十分有り得る。穴候補として押さえてお
きたい1頭だ。
ジャガーメイル
一昨年の天皇賞馬。7歳で挑んだジャパンカップで見事3着に入り、健在ぶり
をアピール。その強さは8歳になっても衰えず、前走の阪神大賞典では、「い
つもより前で」という厩舎の指示通りに動いた結果での5着。渋った馬場でも
その力を示した。叩かれて2戦目の上積みは十分見込め、掲示板を外した事の
無い京都の天皇賞で、今回は十分首位候補だ。
トーセンジョーダン
やはり強いものは強い。昨年秋にすっかり覚醒したトーセンジョーダンは、秋
の天皇賞1着、ジャパンカップ2着と実績を積み重ねてきた。前走は逃げる形
となり最後に差されてしまったが、久々でGI馬のハンデを背負いあのパフォ
ーマンスは、やはり強いうまでなければ出来ないだろう。叩かれて上積みが見
込める今回は、状態には文句無し。ただ、誰もが思う通り距離適性の不安は拭
えない。ナムラクレセントが捲ってペースを乱し、淀みないペースを崩せばチ
ャンスも訪れるかもしれない。
◇コースに関して
京都芝3200m
古馬頂上決戦が開催されるのは、3000mの菊花賞より200m長いこの舞台。
昨今ステイヤー血統のジャングルポケット、マンハッタンカフェ等の活躍も目
立ちますが、やはり「強い馬が勝つ」という言葉通り、ディープインパクトの
様に世代上位の力を持つ馬にとっては距離が変わっても同じ事。昨年、ダービ
ー馬エイシンフラッシュも2着に来ておりましたが、昨年のダービー覇者オル
フェーヴルにとっても十分通用する舞台であると考えられます。
また、枠順としては開幕週2週目という事もあり、綺麗な馬場をロス無く立ち
回れるという点では内枠が若干有利な印象を受けます。2006年からの6年
間で上位3頭までに入った18頭中6頭が【1枠・2枠】の馬で、昨年は1着
ヒルノダムールが1枠2番、3着ナムラクレセントが2枠3番という結果でし
た。今年も内枠に入る馬には注意が必要です。