オルフェーヴルが負けた3つの理由

★なぜ、オルフェーヴルは敗れたのか。


【1】展開

ゴールデンハインド・ビートブラック2頭による大逃げ。
道中突っ掛ける馬も無く、そのままビートブラックが勝利した。

向正面で仕掛け、早めに捕まえに行くべき所だったが、
前走の逸走が重圧になり、出来なかった事が大きな敗因の1つだろう。


【2】馬場

現在の京都は異常とも言える高速馬場。
4/28(土)に行われた、3歳500万下1200m戦での勝ち時計は1分6秒9だった。

その影響なのか、出走馬ジャガーメイル・フェイトフルウォーは故障した。

「4，5回脚を取られてつまずき、いつもの柔らかいフットワークでなかった。」

との騎手談話。

あまりに硬い馬場に、本来の力が出せなかった可能性はある。


【3】状態

阪神大賞典で逸走・調教再審査の影響もあっただろう。
また、折り合い対策で、メンコを2重にしたのも結果的にマイナスだった。

折り合いはついたが、闘争心・走る気力を削いだ感は否めない。
3コーナー・直線での反応の悪さは、今まででは考えられない。



あとで考えてみれば、懸念材料は盛りだくさん。

「なぜ、こんなに人気があったのか。」
「なぜ、オルフェーヴル軸の馬券を買ってしまったのか。」

後悔しか浮かんで来ません。
競馬の難しさを改めて思い知らされます。