弥生賞?展望

弥生賞?展望


色々な意見、見解が御座いますが、一つの情報としてお楽しみください。

「ここのところ栗東の馬場はかなり悪い状態が続いている。今週も坂路は５３秒台が精一杯の状態で、上がり１３秒を切る馬がいないほど。また美浦のほうも降雪のため時計がかかっている。このあたりを考慮して最終調教を見ていきたい。

まずは１番人気に推されそうなアダムスピーク。先週はエピセロームにちぎられたが、今週は坂路５６秒９?１３秒５（一杯）。全体時計は遅いが、終いの脚は馬場を考えれば悪くない。仕上げのほうは９分程度までは来たが、やはり皐月賞へ向けてお釣りを残しているのは間違いない。

フェノーメノはウッド６Ｆから８４秒３?６７秒９?１３秒３（馬ナリ）。こちらは皐月賞の権利取りのため、かなり仕上げている。先週に続いて良好な動きだ。

エキストラエンドはポリトラック６Ｆ８３秒４?６６秒７?１１秒７（馬ナリ）。坂路ではあまり動かないので、ポリトラックでやってきた。ローテーションを考えれば、これくらいで十分だ。

ジョングルールはウッド６９秒６?１３秒５（強め）。前走圧勝の反動は見られず、調子は維持している。

トリップはＣＷ６Ｆ８８秒５?７２秒３?１２秒５（一杯）で、評判牝馬ジョワドヴィーヴルに３馬身先行し、１馬身先着。調教駆けする馬らしく、動きは抜群。あとはスピード競馬への対応のみだ。

クラレントはポリトラック６Ｆ７９秒７?６３秒３?１２秒２（馬ナリ）。急仕上げと思われたが、馬ナリでフィニッシュできたように仕上がりは進んでいる。あとはレースで息がもつか。

アーデントはウッド６８秒９?１３秒５（一杯）。先週ほど派手ではなかったが、時計は及第点。京成杯のときよりも動きはいい。

メイショウカドマツはポリトラック６２秒７?１１秒８（一杯）。こちらも前走圧勝の疲れを取り元気一杯だ。

やはり皐月賞の権利を持っている馬は仕上がりに余裕があり、権利の無い馬は勝負気配が高いという毎度の形ができている。中でも、あの馬の仕上げと能力は、ここを勝つために必要な要素をしっかり持っている。