ボート日本代表、選手側の勝訴！！

ボートと言えば比較的マイナー？な競技だと思われがちですが
意外と奥が深く競馬と似ている点も多々あるんですよねぇ♪

今回五輪代表の問題を巡って問題が起きましたね。
これは意外と少なくない事例だそうです。。。
ただ今回の収束は異例だそうです(^_^;)

結果というのは、選手側の勝訴

基本的に代表の話になると、単なる個人の願望というのが強く出てしまいがちな話で
これは不服が申し立てられ、それを協会が受諾するというのはごくまれな話です。


僕自身、高校時代埼玉でボートをやっていたので、すごくわかることがあります。
一つは、今回の問題となったレースでのタイムです。
競馬にも同じことが言えますが、一対一でほかの人が絡まない格闘技系のスポーツは
比較的代表の選考はしやすい部類だと思っています。

しかし走る競技(特にマラソン)などはペース、天候、相手関係によってタイムは大きく変わります。

ボートというのはずっと全力で漕ぐと思われがちですが
実はレース中に漕ぎに強弱をつける、レートを上げるなど、スピードをコントロールしています。

これによってレースは仕掛けどころによって全然違うものになるし
ペアで漕ぐダブルスカルは、組む相手によって一人の力では変えられないほどタイムが遅くなったりします。

だから選考基準をタイムにするというのは、良くも悪くも議論がついて回る話なんですよね。。

でも今回の問題はそれだけではないでしょうけど、やり直しになってホントによかったのか？

今回不服を申し立てたのは、日本ボート界のパイオニアである武田選手です。
どうゆう意図だったのかイマイチつかめませんが、彼が言うには

「選手全員が被害者だった。」

…これは難しい問題だなーと思いました