寇に兵を籍す

寇に兵を籍す（あだにへいをかす）司馬遷の書「史記」に出る秦の政治家李斯（りし）の言葉で国内の人間が仲たがいして喧嘩、争いばかりしていれば、結局他国と手を結ばせるだけで敵に兵力を貸し尚且つ、食料までやるようなものだ。と言う事だ。　自分に害をなす者に力を貸して自分の損失をさらに大きくする事。　ちなみに「李斯」は、始皇帝を助け活躍したが始皇帝の死後失脚し刑死した。