競馬用語特別編

昔ｂ私の競馬友達の中に面白い奴がいまして、ビッグレースでなくても双眼鏡を持参して来るのです。競馬場に着くと3レース分近く馬券を買い場内の公園に陣取るのです、ケッ！！何処見てんだよ、そっちで競馬はやってないよ。と言えば俺はこっちでいいんだと言う。手には男の写真集。双眼鏡の先には特観席（VIPルーム）辺り。手にしているのは調教師の写真付き名簿。探し物は調教師の顔。メインレース近くになって、おいおい、吉田の頑固オヤジの顔があったぞ。小倉でなくて此処にいると言う事は・・よっしゃー！頂じゃ〜と、大騒ぎ。彼が言うには勝馬はオーナーとテキと屋根、関係者などと記念写真を撮るが、テキともなれば何処に出している馬が勝てるかくらいは大体わかる。だから、テキの姿が見えればその競馬場には必ず勝ち負けの馬がいると言う訳だ。思わずアッ！と言ったのは私。間違いではない。現にその日、吉田翁厩舎の馬が１０Ｒで3着、メインで頭だったことを覚えている。色々な人が今日も自分の信じた方法で競馬にいそしんでいる。