12年越しの謎が解けました。君の名は…？

…残念ながら、キミノナハセンターの話題ではありません(´-ω-`)




何を隠そう、（いや、別に隠してはいませんが）わたくし、実はB'zファンでして。
初めてB'zの曲を聞いたのが小学6年生。以来、（ピー）年聴き続けております。
ちなみに今年は、B'z結成25周年ということで、密かな盛り上がりを見せておりますデス。

で。
音楽を管理しているItunesを起動してふっと目に留ったこのCD、『ELEVEN』のジャケット。


　　
　　( ﾟдﾟ)このコ、ダレ？



ちなみにこのアルバム、2000年にリリースされた作品で、
当時の私は、競馬に全く興味なし（笑）
しかも普段、車のナビのHDに記録した音楽データで聞くとか、ipodで聞くとかしているため、
CD自体収納したままで、手に取る機会も滅多になく、最近まで気に留めることがなかったのです。

CDジャケットの写真には赤いメンコの栗毛のお馬さん。
ゼッケンはアルバムタイトルと同じ、馬番１１。馬名は『B'z ELEVEN』号。
（ちなみにこのアルバム、通算１１枚目のオリジナルアルバム、ということでこの安易なタイトルになっています…笑）
鞍上には、ピンクのテンガロンハットをかぶった、ロングヘアの女性騎手。
勝負服はピンクに薄い紫の袖。白い短パン…危険、危険すぎるぞ！！

スタンドの様子を見ると、なんとなく東京競馬場っぽい気がしたので、
ダービーかな？天皇賞秋とかジャパンカップ？とかいろいろ予想しながら、
インターネットで検索してみましたところ…

　
　　　あっさり解決しました…( ﾟдﾟ)
　　　さすがウィキペディアさんです…( ﾟдﾟ)


答えは、
1994年ジャパンカップ優勝馬、マーベラスクラウンでした。
父：ミスワキ　母：モリタ　栗毛のセン馬。
主な勝ち鞍は、JCの他に同年の京都大賞典や金鯱賞。
元々将来を期待されたコだったそうですが、気性難を克服すべく、泣く泣くセン馬に。
JC優勝後は脚部不安からなかなか成績を残すことができず、地方へ移籍。
1997年の船橋でのレースを最後に、功労馬としてＣＢスタッドで余生を過ごしていましたが、
ＣＢスタッド解散により中橋清牧場へ移動。2007年6月に17歳の生涯を閉じております。

詳しくは↓
http://www.jra.go.jp/topics/column/g_files2009/09_1011.html
JRAのHPのコラム『その血は残せずとも　マーベラスクラウン』に飛びます。

ちなみにこの1994年のジャパンカップには、マーベラスクラウンの半兄グランドフロティラがアメリカから参戦し、兄弟対決となったレースでもあります。
（グランドフロティラは８着）


じゃあなんで1994年のJCだったんだろう？なんでマーベラスクラウンだったんだろう？
と、昔のFCの会報誌やらもひっぺがえして調べてみたのですが…
特に意味はなさそうです（笑）
CDジャケットのデザイナーさんのアイディアだったそうで、
独走しているB'zのイメージ、21世紀も疾走し続けるイメージで作成されたそう。
（マーベラスクラウンの2着にはハナ差でパラダイスクリークが入線していますが、
　画像修正されていますね…）

4コマ目の写真は、ＣＤケースの裏表紙のものなのですが、
B'zのお二人が1頭の馬を引いて厩舎に向かっています。
FCの会報誌でのインタビューから、千葉県のサンシャインステーブルスでの撮影で、
引いている馬はロディーというコ。NHK大河ドラマ「葵」にも出演したことのあるコで、
今はこの世を去っているそう(´-ω-`)


脱線してしまいましたが（笑）


このアルバムの中に、『TOKYO DEVIL』という曲があるのですが、
勢いのある曲調や、歌詞の一部から、上記のJRAのコラム等で読んで湧いたマーベラスクラウンのイメージとややかぶってしまい（思い込みってこわいわねー笑）
今では勝手にJCのテーマ曲と位置付けています( *´艸｀)

　　『阿呆くさいほど遥か彼方　一番まばゆい星を
　　　たぐりよせるために　ここまで出てきたんだろう』

　　『TOKYO DEVIL　僕を引き裂け
　　　善も悪も飛び越してゆけ
　　　イタイケなDEVIL　揺らぐことない
　　　丈夫な意志よ　天高く昇れ』


…という訳で、マーベラスクラウンのご紹介とB'zのご紹介でした(ﾟ∀ﾟ)